Archive for 12月, 2025

お茶の健康について、少し立ち止まって振り返ってみよう12.27.25

お茶の健康について、少し立ち止まって振り返ってみよう

日本人にとって「お茶」は、ただの飲み物ではありません。

食事の横にいつもある“当たり前”であり、

おばあちゃん家の匂いでもあり、

ほっと一息つく時の「安心そのもの」でもあります。

でも最近、私はふと思うのです。

── あれほど身近だったお茶の健康価値を、

私たちはどれほど理解しているだろうか? と。

コーヒーや紅茶、流行の飲み物や、刺激の強い甘いドリンクが並ぶ現代。

だからこそ、一度お茶について振り返ってみたいと思います。


■ 昔の日本人は、お茶で体を守っていた

お茶が日本で広まったのは、平安時代。

そのきっかけは 「薬」として飲まれていたから です。

戦国武将たちも、侍も、農民も、

お茶を“身体を整えるもの”として飲んできました。

  • 風邪を引きにくくなる
  • 胃腸が落ち着く
  • 眠気を軽くし、集中力が高まる
  • 心が落ち着く

昔の人は経験的に、

お茶の力をよく理解していたのでしょう。


■ お茶の力①:集中力を高める「カフェインとテアニン」

コーヒーのようにドンと刺激を与えるのではなく、

お茶は 「静かに集中させてくれる」 不思議な飲み物です。

その秘密は、

  • カフェイン
  • リラックス成分「テアニン」

この二つの組み合わせ。

テアニンが興奮を抑えてくれるから、

受験勉強にも、仕事にも、

お茶は“あたたかい相棒”になってくれるのです。

子どもにも安心して飲ませられるのは、

この穏やかさのおかげでしょう。


■ お茶の力②:殺菌作用と免疫へのサポート

風邪が流行る季節に、

「緑茶でうがいするといい」

と言われることがあります。

あれは迷信ではなく、

カテキンの殺菌作用が科学的に証明されているから。

  • 風邪
  • インフルエンザ
  • 口内の菌

これらに対して“盾”となり、

昔の人が自然と飲んでいた理由が、現代でようやく分かり始めています。


■ お茶の力③:ストレスと心のケア

お茶を飲むと、なぜか落ち着く。

これはテアニンが脳に届き、

“緊張をほぐし、心を穏やかにしてくれる”から。

忙しい日ほど、

スマホで頭がいっぱいの日ほど、

本当はお茶を飲む時間が必要なのかもしれません。

「ゆっくりお茶を飲む」という行為そのものに、

心の余白が生まれるのだと思います。


■ 「お茶を飲む習慣」は、健康よりも“生き方”を整える

もちろん、お茶にはメリットがたくさんあります。

  • カロリーゼロ
  • 添加物なし
  • 体に優しい
  • 毎日飲める
  • 日本の水に合う

ですが、私がいちばん感じる価値は、

“丁寧な時間が生まれる”ことです。

急須を出し、茶葉を入れ、お湯を注ぐ。

その数十秒の間に、

呼吸が整い、思考が整理されていく。

お茶は、健康と同じくらい、

心の姿勢を整えてくれる飲み物なのだと思います。


■ 子どもたちにも「お茶のある暮らし」を

今の時代、甘い飲み物やエナジードリンクが増え、

子どもたちの味覚も体調も崩れやすくなっています。

だからこそ、

家庭に「お茶の習慣」が戻れば、

子どもの心も体も、自然と整っていく。

  • イライラしにくくなる
  • 落ち着いて勉強ができる
  • 睡眠の質が変わる
  • 食生活が少しずつ整う

お茶を飲むことは、

ただ健康のためだけでなく、

“生きるリズム”をつくることにもつながります。


■ 最後に

流行の飲み物に囲まれる時代だからこそ、

お茶の価値を改めて見直す時期なのかもしれません。

お茶は、健康を守り、心を整え、

家族の会話を生み、

生活のリズムをつくってくれる。

あなたの家にも、

昔からある健康法が、そっと置かれているのです。

Posted in 塾長コラムwith No Comments →

2026年1月・2月 休塾カレンダー12.26.25

【休塾カレンダーをすぐに見たい方はこちら】



こんにちは☀️

❄️ 1月の気候と過ごし方

1月は、一年のうちで最も寒さが厳しい時期です。朝晩の冷え込みは特に厳しく、地域によっては雪が降ることも。空気も乾燥しており、風邪やインフルエンザなどの感染症が広がりやすくなります。

暖かい服装を心がけ、外出後の手洗いうがいを徹底しましょう。また、室内では加湿器を活用したり、適度な運動をしたりして、体調管理を大切にしたいですね。


📚 1月の教育コラム
『新しい年、新しい自分へ。1月は“目標設定”と“リスタート”の月』

お正月を終え、1月は「気持ちを切り替える」絶好のタイミングです。学校生活も3学期が始まり、学年のまとめと次年度への準備が重なる大切な時期となります。

この月に意識したいのは、「1年間の目標を立てること」。たとえば「毎日30分は机に向かう」「テストで前回より10点アップを目指す」など、自分なりの目標を言葉にすることで、モチベーションが高まります。

また、冬休みに学習ペースが乱れてしまった人は、リズムの立て直しが重要です。朝型の生活に戻し、宿題だけでなく復習や予習にも少しずつ取り組むことで、3学期をスムーズにスタートできます。

新しい年のスタートにふさわしく、「挑戦する気持ち」と「コツコツ努力」の両方を大切にして、充実した1月を過ごしましょう!




さて、前置きが長くなってしまいましたが
1月・2月は下画像の日程で休塾いたしますのでよろしくお願いいたします。


臨時休業等ある場合は随時お知らせいたします。

以上、よろしくお願いいたします(´ω`*)

歩実塾 倉敷北畝校
塾長:瀧 俊雄

Posted in 休塾カレンダーwith No Comments →

流行は“誰かの意図”でつくられる — 流されないための、小さな視点12.26.25

流行は“誰かの意図”でつくられる — 流されないための、小さな視点

街を歩くと、同じ色、同じ形の服が並び、気がつけば誰もが似たような格好をしている。

SNSを開けば、「今年のトレンド」「今買うべき○○」という言葉が流れ込み、

まるで“最新を追い続けなければいけない”ような空気さえ感じることがあります。

でも、ふと立ち止まって考えると——

流行って、本当に私たちが自然に求めたものなのか?

私は、昔からこの疑問を感じてきました。


■ 流行には、必ず“仕掛ける人”がいる

ファッションに限らず、食べ物、雑貨、イベント…

どんな「流行」にも共通していることがあります。

それは、

“流行らせたい人”が必ずいるということ。

  • 商品を売りたい企業
  • 影響力を持つインフルエンサー
  • 新たな市場をつくりたい業界
  • 利益を得たい人たち

流行は自然発生ではなく、

“流れを作る人”の意図が必ず背景にあるのです。

もちろん、それ自体が悪いわけではありません。

商売とは、そういうものですから。

ただ——

私たちは「流行っているから選ぶ」以外の視点も持てる。

そう気づくだけで、見える世界は変わってきます。


■ 流行に乗るかどうかを自分で選ぶ

人はみんな違う価値観を持ち、違う生活をしています。

なのに「全員が同じ方向を向く」ことが、本当に良いことでしょうか?

流行の裏側には、必ず誰かの思惑があります。

  • “売りたい人”が作ったブーム
  • “得をする人”が引いたレール
  • “仕掛けられた話題”を追う空気

それに気づくだけで、

“自分の目”で物事を選ぶ力が育ちます。

流行を楽しむのも良い。

流行を横目に、自分の好きなものを選ぶのも良い。

大切なのは、

「流されて選ぶ」のか「自分で選ぶ」のか。

ここに、人としての成長が宿るように思います。


■ 流行が教えてくれる、もう一つの学び

流行は、人の心を映す鏡でもあります。

  • 不安な時代には、癒し系の色が流行る
  • 経済が沈むと、長く使える定番が好まれる
  • SNSが広がると、写真映えの服が売れる

流行を少し引いた目で見てみると、

社会の動きや人々の心理が透けてみえるのです。

子どもたちにも、こういう視点を持ってほしいと願います。

「流行っているから」

「みんなが買っているから」

ではなく、

「自分はどう感じる?」 「本当に必要?」

と、一度立ち止まれる力。

これは生きていく上で、とても大切な習慣です。


■ まとめ:流行は楽しんでいい。でも、流されなくていい。

流行を楽しむのは、人生の彩りです。

でも、流行に“選ばされる”必要はありません。

流行の背景には、誰かの意図、産業の構造、社会の心理がある。

そこに気づけるだけで、

ものを見る目も、人としての器も大きくなると私は感じます。

流行に乗るかどうかは、自分で決められる。

その感覚を大切にしていきたいですね。

Posted in 塾長コラムwith No Comments →

日本に増えすぎた「記念日」─本当に必要なのは何だろう?12.25.25

日本に増えすぎた「記念日」─本当に必要なのは何だろう?

12月25日、街中がキラキラと輝くクリスマス。

私自身、子どもの頃からどこか落ち着かない日でした。

「キリストの誕生日って習ったけど……日本人の自分が祝う日なのか?」

心の中には小さな違和感がいつも残っていました。

もちろん、ケーキは美味しいし、プレゼントをもらえるのは嬉しい。

でも、宗教行事としての意味が曖昧なまま、

“イベントとして消費されるだけの日”になっている気がしてならなかったのです。


■ バレンタインデーはいつから「チョコの日」になったのか

クリスマスの次に強烈な違和感を覚えたのはバレンタインデー。

そもそも、

**海外では男女問わず「大切な人へ思いを伝える日」**です。

ところが日本では、

「女性が男性へチョコを贈る日」

しかも

「義理チョコ」「友チョコ」「自分チョコ」まで登場。

気づけば、完全に“商業イベント”として組み立てられていました。

もちろん、誰かを思う気持ちを形にするのは素敵なことです。

ただ、行事そのものが意味より「販売戦略」に支配されてしまうと、

本来の良さが薄まってしまうように感じるのです。


■ 誕生日も「祝う理由」が薄れてきていないか?

誕生日は本来、

「生まれてきたことへの感謝」

「育ててくれた家族への感謝」

が根っこにあります。

しかし近年は、SNSもあって

「盛大に祝われることが正解」

といった空気が強く、

むしろ“祝わなければいけない日”のようになっているところがあります。

本当に必要なのは豪華な料理や派手な演出ではなく、

「今年も無事に迎えられたね」というささやかな気持ちなのかもしれません。


■ ハロウィン──10/31は本当に「イベントの日」だった?

10/31のハロウィンも、

子どもの頃の日本には影も形もありませんでした。

気づけば仮装イベントが爆発的に広がり、

最近では渋谷の混乱が毎年ニュースになるほど。

本来ハロウィンは

収穫祭+先祖の霊を迎えるヨーロッパの風習

ですが、

日本では“仮装して騒ぐ日”にすり替わってしまいました。

文化が輸入されることは悪くありません。

ただ、意味を知らないまま「なんとなく盛り上がる日」になるのは、

どこか空虚さも感じます。


■ 日本に「なかった記念日」が増えるということ

クリスマス

バレンタインデー

ハロウィン

ブラックフライデー

イースターまで登場し始めました。

次々と生まれるイベントの多くは、

“売る側の都合”が入り口になっています。

もちろん、そこから楽しい思い出が生まれることもある。

否定するつもりはありません。

ただ、子どもたちには

「なぜこの日があるのか?」

「その行事にどんな意味があるのか?」

を一度立ち止まって考えてほしいのです。

意味を理解し、自分なりの価値を見出すこと。

それができれば、

単なる消費イベントが「心に残る記念日」に変わります。


■ 本当に大切にしたい“日本の記念日”とは

海外の文化を楽しみつつ、

日本人として忘れたくないのは、

自分のルーツにある行事です。

  • お正月(年神様を迎える日)
  • 節分(季節の節目)
  • ひな祭り、端午の節句
  • お盆(先祖を迎える日)
  • 七五三(命の節目を祝う文化)

これらは何百年も続いてきた「生活の歴史」。

消費を目的としたわけではなく、

命や季節を敬う心が根底にあります。

子どもたちには、

日本の文化を知りながら海外の文化も楽しむ、

そんなバランスの良い感性を育ててほしいと思っています。


■ 最後に:行事は「楽しむためにある」、でも「流されなくていい」

イベントは悪いものではありません。

楽しむ力も、子どもたちに必要な感性です。

ただ、

**意味を知らずに乗る“波”**なのか、

**自分の軸で選んだ“楽しみ”**なのか。

その違いは、心の成長に大きな差を生みます。

何のための日なのか?

誰が喜ぶための日なのか?

自分はどう感じるのか?

少し立ち止まって考えることで、

本当に必要な記念日が見えてくるはずです。

そしてその考えるプロセスこそ、

子どもにも大人にも大切な “心の学び” になるのだと思います。

Posted in 塾長コラムwith No Comments →

本を読むという“冒険” ─ 自分と違う考えに出会うということ12.24.25

本を読むという“冒険” ─ 自分と違う考えに出会うということ

塾で子どもたちと話していると、

「この本は好きじゃないから読まない」

「自分に関係なさそうだから読まない」

そんな言葉を耳にすることがあります。

かつての私も、若い頃は“興味のあるものだけ”を選んでいました。

でも不思議なもので、歳を重ね、いろんな生徒や保護者の方と出会ううちに、思うようになりました。

人は、自分が知らない世界に触れたときに、器が大きくなる。

そしてその最も身近な方法が、本を読むことなのだと。


■ 本は「自分では歩けない世界」へ連れていってくれる

本を開くと、

自分とは違う考え、自分とは違う人生、自分が選ばなかった別の道が広がっています。

時には反発したくなるような意見もある。

読んでいて心がザワザワすることだってある。

でも、その“ザワザワ”こそが大事なんです。

同じ考えだけに囲まれていると、心は居心地はいいけれど、成長は止まってしまう。

あえて違う意見に触れることで、

  • なぜ自分はこの考えなのか
  • どんな価値観で世界を見ているのか
  • 他の人はどんな道を歩いてきたのか

……そんな問いが湧き、ひと回り大きな自分になっていきます。


■ 「経験」は本の“現実版”

本を読んで知識を得て、

実際に体験して体が理解する。

この2つがそろうと、人間の成長は一気に加速します。

たとえば、

自分が苦手だと思っていた人とあえて話してみる。

興味のない分野の講演会に行ってみる。

普段選ばないジャンルの本を読んでみる。

その一歩が、人生の景色を変えるきっかけになります。


■ 器の大きさは「どれだけ違いを受け入れたか」で決まる

子どもたちには、ただ知識を増やすための読書ではなく、

人としての幅を広げる読書をしてほしいと思っています。

器を大きくするとは、

「みんな違って当たり前だよな」と

自然に思える心を育てること。

そしてそれは、

たくさんの“違う世界”を知った人にしか持てない視点です。


■ 最後に:本を読むというのは、自分を育てる習慣

自分とは違う考えの本を読むことは、

ときに疲れるし、面倒に感じることもあります。

でも、読み終えたときには必ず、

“昨日より少しだけ広い景色”が見えるようになっている。

その積み重ねが、

子どもたちの未来を豊かにし、

大人になってからの選択肢を増やしていきます。

今日もまた、一冊の本を手に取ってみませんか。

あなたの器を、そっと広げてくれる一冊が、そこにあるかもしれません。

Posted in 勉強法・学習のヒント, 塾長コラムwith No Comments →

ビタミンCは何で摂る?12.23.25

ビタミンCは何で摂る?

― 日本人が昔から食べてきた“海苔”の力 ―


◆ はじめに

「ビタミンC」と聞くと、多くの人は

レモン・オレンジ・キウイなどの“果物”を思い浮かべます。

でも、日本人は古くから、もっと身近な食べ物から

自然にビタミンCを摂っていました。

そう、それが “海苔(のり)” です。

実は海苔には、

レモンに負けないほどのビタミンCが含まれていることを

ご存じでしょうか?

今日は、子どもたちの「学びの力」と深くつながる

“ビタミンCの大切さ”と、

日本の伝統食である海苔の魅力についてお話ししていきます。


◆ ビタミンCって、そもそも何に必要?

ビタミンCは、身体のあらゆる場所で働いています。

  • 免疫力を支える
  • 疲労回復を助ける
  • ストレスに対抗するホルモンを作る
  • 肌や血管をつくるコラーゲンを生成する
  • 脳の働きを助ける

実は、強いストレスがかかると

ビタミンCは体内でどんどん消費されます。

だから、

受験期・部活・思春期のストレスにさらされる中高生にこそ必要

なのです。

私自身、塾長として見ていると

気持ちが落ち着かない子、疲れやすい子は

食生活が乱れていることが多いと実感します。


◆ 「果物だけ」は誤解?

ビタミンCといえば果物…

確かに正しいのですが、

毎日果物を買うのは意外と大変です。

・保存が効かない

・値段が安定しない

・部活や塾で忙しいと食べる時間がない

だから、

“毎日続けられるビタミンCの取り方”が必要になります。

そこで登場するのが、日本が誇る食材—— 海苔 です。


◆ 海苔は「ビタミンCの宝庫」

実は海苔100gに含まれるビタミンCは

なんとレモン果汁と同等レベル。

もちろん、海苔100gを一度に食べることはありませんが、

日常の食事で“自然に補える”のが大きなポイント。

  • 朝の味噌汁にちぎって入れる
  • おにぎりに巻く
  • ご飯にパラッとのせる
  • おやつに味付け海苔

これなら、習慣として続けやすい。

海苔は他にも

鉄分、カルシウム、食物繊維、ミネラル…

栄養がとても豊富で、保存もきく。

防災食としても優秀です。

海苔が昔から日本の食卓にのぼってきた理由は

「美味しいから」だけではなく、

実は“生きるために必要な栄養”を

自然と補ってきたからなのかもしれません。


◆ 海苔は「心の安定」にも役立つ

ビタミンCは、

心を落ち着かせる神経伝達物質の生成にも関わっています。

だから、

・イライラしやすい

・集中できない

・気分が不安定

こういった状態は、栄養と無関係ではありません。

子どもたちを見ていると、

“少しの食の改善”が

学習姿勢にも大きく関わると感じます。

お母さま方から

「海苔を習慣にしたら、朝のイライラが減りました」

「ちょっと元気になった気がします」

そんな声をいただくこともあります。


◆ 最後に

今の時代、サプリメントでもビタミンCは摂れます。

でも、私はできるだけ“食べ物から”摂る方をおすすめします。

なぜなら、

そこには栄養だけでなく

文化や知恵、家族の食卓の温かさがあるから。

子どもたちの学びを支えるのは、

机に向かう時間だけではありません。

心と身体を整える毎日の食があってこそ、

子どもは本来の力を発揮できます。

レモンよりも身近で、

スーパーで100円前後で買えて、

保存もきいて、

栄養は抜群。

“海苔を常備する家庭は、子どもに強い。”

そんな気さえしてきます。

今日の食卓に、海苔を一枚置いてみませんか?

Posted in 塾長コラムwith No Comments →

煮干しは最強のスーパーフード12.20.25

煮干しは最強のスーパーフード

― 日本の伝統食に隠された「防災と健康」の知恵 ―


はじめに

昔から味噌汁の出汁として、何気なく使われてきた「煮干し」。

どこにでもある地味な存在ですが、実は“スーパーフード”と呼べるほど

栄養価が高く、しかも防災食としても優秀だということをご存じでしょうか。

今日は、塾長として日々子どもたちや保護者さまと話す中で気づいた

「食と学び」のつながりを感じながら、

この身近な煮干しの魅力についてお話ししていきます。


小さな体に詰まった大きな力

煮干しは、小魚を丸ごと干したもの。

だからこそ、栄養が驚くほどギュッと凝縮されています。

  • カルシウムの量は食品トップクラス
  • 脳の働きを助けるDHA・EPAがそのまま摂れる
  • 良質なたんぱく質
  • ミネラル(鉄・亜鉛など)が豊富

まさに、子どもの成長にも、大人の健康にも欠かせない栄養が

小さな身体の中に全部入っています。

「背が伸びないのは運動不足だから?」

「勉強の集中力が持たないのは性格だから?」

そう思われがちですが、

実は日々の食事が子どもの心と体に大きく影響しているんです。

煮干しはその“基礎の部分”を整えてくれる食材です。


災害に強い「日本の知恵」

さらに注目したいのは、煮干しは

保存食・防災食としても優秀という点。

  • 常温で長期保存できる
  • 水がなくても食べられる(そのままポリポリOK)
  • 少量で栄養がしっかり摂れる
  • 子どもでも食べやすい

災害時は、どうしても炭水化物に偏りがちです。

おにぎり・パン・カップ麺…。

その中で、煮干しがあるとバランスが一気に良くなります。

実際、江戸時代から漁村では

“保存の効くタンパク源”として煮干しが重宝されてきました。

日本の食文化は、防災の知恵とも深く結びついているのです。


「食べ物」は心と学びの土台

塾長として、子どもたちと長く関わっていると、

勉強への集中力や気持ちの安定は、

生活リズム・食生活とも無関係ではないと感じます。

・甘いお菓子ばかり

・夜にカップ麺

・朝は食べない

そんな生活では、どんなに「勉強しなさい」と言っても難しい。

逆に、

小さな変化——煮干しを毎日少し食べるだけでも、

心と身体が整い、集中力が自然と上がっていく姿を見てきました。

日本の昔ながらの食文化は、

単なる栄養ではなく“生きる力”を育ててくれる気がします。


最後に

煮干しは、派手ではないけれど、

“毎日の健康”と“いざという時の備え”の両方を支えてくれる

とても頼もしい食材です。

子どもたちの未来を考えるなら、

机の上の勉強だけでなく、

食卓に並ぶものにも目を向けてほしい——。

そんな思いを込めて、今日は煮干しについて書かせていただきました。

小さな一匹が、子どもたちの心と身体を支える力になることを願って。

Posted in 塾長コラムwith No Comments →

焚書が教えてくれる「学びの自由」12.19.25

焚書が教えてくれる「学びの自由」

―“本を燃やす”という行為の裏側にあるもの―


◆ はじめに

歴史を振り返ると、権力者たちが「焚書(ふんしょ)」というかたちで

本を焼き、人々の学びを封じ込めようとした時代がありました。

紙は燃えても、そこに込められた“問い”は消せない…。

今日は、塾長として日々子どもたちと向き合う中で感じた

“学びの自由”について、焚書を題材にお話しします。


◆ 焚書とは何か

焚書とは、思想や知識を制限するために本を焼き捨てる行為。

古代中国の「焚書坑儒」、ナチス・ドイツの焚書など、

時代を象徴する出来事として記録に残っています。

でも、どんな時代にも共通しているのは、

「本を恐れていた」という事実。

本には、人を動かし、社会を変えるだけの“力”がある。

だからこそ、権力者は消そうとしたのです。


◆ 形を変えて残る“現代の焚書”

今の時代、本を燃やす光景はありません。

しかし、別の形での“焚書”は存在しています。

  • 過剰な情報操作
  • SNSの空気による同調圧力
  • 学校や社会で「考えたら損」と思わせる風潮

燃えないだけで、

「考えさせない」「疑問を持たせない」仕組みは確かにあります。

だからこそ、

考える力を育てることは、今の時代を生きるための“防具”であり“武器”

なのだと思います。


◆ 子どもたちに伝えたい「自分で考える力」

塾に来る子どもたちを見ていると、

“覚えること”にばかり気を取られてしまう子もいます。

でも、本来の学びとは、

・誰かに流されないための力

・自分の人生を選ぶための力

その両方を育てるものです。

点数だけでは測れない、“心の明かり”。

それを守り、育てることが、塾の役目だと感じています。


◆ 最後に

焚書は、紙を燃やしても「学び」を消すことはできませんでした。

同じように、

子どもたちの中にある好奇心や探求心も、

正しく育てれば消えることはありません。

学びの火は、誰にも奪えない。

その火を灯し続ける場所でありたい。

そう願いながら、今日も教室で子どもたちと向き合っています。

Posted in 塾長コラムwith No Comments →

過去の生徒について⑧【小5女子】12.18.25

過去の生徒について⑧

― 小学5年生の女の子と「本当の希望」 ―

これまで関わってきた生徒たちのことを、少しずつ書いていこうと思います。

今日は、小学5年生の終わり頃に入塾してくれた、ある女の子の話です。

彼女は、難関といわれる県立の中高一貫校を目指していました。

この受験は、小学校の成績が良く、上位にいる子でも簡単ではありません。

最初に会ったとき、

「本人が行きたいと思っているんだな」

そう感じていました。

けれど、指導を進めていくうちに、少しずつ違和感を覚え始めました。


勉強が「つらいもの」に変わった瞬間

基礎的な問題から、応用力を強く求められる問題へ。

「自分で考える力」が必要になってくると、だんだんと表情が変わっていきました。

分からない。

考えても答えが出ない。

そんな時間が増えるにつれ、

「勉強が嫌だ」という気持ちが、少しずつ心を占めていきました。

授業中、悔しくて、苦しくて、涙を流すこともありました。

その姿を見ながら、私はずっと考えていました。

——この受験は、本当にこの子の望みなのだろうか。


見えてきた「本当の理由」

結果として、県立の中高一貫校は不合格でした。

しかし、その後に受験した私立中学には、見事合格することができました。

合格の報告を聞いたとき、私は少し安心しました。

それと同時に、はっきりと感じたことがあります。

このケースは、決して珍しくありません。

「本人が行きたい」のではなく、

「周りに流されて、行きたい気がしている」。

親の期待、周囲の評価、世間の空気。

それらが重なり合って、知らないうちに

子どもの本音が見えなくなってしまうことがあります。


大切なのは「本人が進む力」

受験そのものが悪いわけではありません。

高い目標を持つことも、素晴らしいことです。

でも一番大切なのは、

「本人が自分の足で進んでいるかどうか」

途中で苦しくなったとき、

「やめたい」と言える環境があるか。

「別の道もある」と伝えてあげられるか。

周りが進路を決めるのではなく、

周りが支え、見守り、

本人が自分で選び取れる環境をつくってあげること。

それが、遠回りに見えて、実は一番強い力になると、私は思っています。


この子は、違う道を選びました。

そして今、自分のペースで前に進んでいます。

合格・不合格だけでは見えないもの。

その奥にある「心の動き」に、これからも向き合っていきたいと思います。

Posted in 塾長コラム, 受験・進路情報with No Comments →

過去の生徒について⑦【中3男子】12.17.25

過去の生徒について⑦

―“やんちゃ”の中に光る才能―

これまで、たくさんの子どもたちと出会ってきました。

その中には、最初の印象から想像もつかないような成長を見せてくれる子もいます。

今日は、そんな一人の中学3年生の男の子の話をしたいと思います。


外で話していた“3人組”との出会い

ある日の夕方、塾の前で、やんちゃな雰囲気の子たちが3人ほど話していました。

授業中だったこともあり、塾の子たちの集中を妨げてはいけないと思い、

私は外に出て、そのうちの一人に声をかけ、話をしました。

初めは軽い会話からでしたが、意外にもすぐに打ち解け、

気が合ったのか、「先生、勉強頑張るわ!」と笑顔で言ってくれました。

まさか本当に入塾してくれるとは思っていませんでしたが、

後日、お母さまと一緒に手続きに来てくれたのです。

それが、この子との出会いの始まりでした。


“できるのにやらない”タイプの少年

彼は車屋さんの息子で、家庭はとても裕福。

野球も上手で、クラブチームでは実力のある選手でした。

けれど、仲間やコーチとの関係がうまくいかず、

野球を辞めてしまったそうです。

その後は、友達と過ごす時間が増え、

少し“自由気まま”な日々を送っていたようでした。

勉強もできる力を持っていたのに、

なかなか本気になれない――そんなタイプの子でした。


細やかな“気づき”の才能

塾に通うようになってからは、

授業だけでなく、いろんなところで彼らしさを見せてくれました。

たとえば、塾の張り紙の誤字や、掲示のちょっとした変化をすぐに見つけて、

「先生、ここ間違ってるよ」と指摘してくれるのです。

誰も気づかないような細かいところに目を向けられる感性。

私はその姿に、

「この子は、きっと人とは違う角度で世界を見ている」

そんな光る才能を感じていました。


“自分の道”を見つけて

彼なら私立高校にも余裕で合格できる力がありました。

けれど、本人は受験にあまり関心を示さず、

結果的に通信制高校への進学を選びました。

「高校を出たら、お父さんの仕事を継ぐ」

そう話してくれたとき、

私は少し驚きながらも、彼なりの“人生の芯”を感じました。

自由に見えて、しっかりと未来を考えていたのです。


塾長として思うこと

「やんちゃ」と呼ばれる子ほど、実は心が繊細で、

周囲をよく観察しているものです。

彼のように、

“勉強だけでは測れない力”を持つ子どもたちはたくさんいます。

その個性に気づき、尊重し、

少し背中を押してあげるだけで、

自分の未来を見つけていけるのだと思います。

塾は、そんな“可能性の芽”を見逃さない場所でありたい。

そう思わせてくれた、大切な一人の生徒でした。

Posted in 塾長コラム, 受験・進路情報with No Comments →

  • You Avatar