こんにちは、倉敷市北畝の歩実塾です。
勉強ができるようになるために、特別な教材や難しい勉強法が必要だと思っていませんか?
もちろん、自分に合った教材や学習方法を見つけることは大切です。
でも、その前に取り組んでほしいことがあります。
学校ワークを解く。
間違えた問題を解き直す。
時間を空けて、もう一度思い出す。
できなかった問題に、さらに取り組む。
どれも、特別なことではありません。
しかし、こうした「あたりまえ」を丁寧に積み重ねることが、学力を伸ばす土台になります。
答えを見ればわかる。でも、自分で解けるだろうか?
解答を見ているとき、正しい考え方や手順は目の前にあります。
自分で思い出す必要がないので、理解できたように感じます。
でも、テストでは解答は見られません。
本当に身についたかを確かめるには、
解答を閉じて、自分の頭から取り出す必要があります。
これを「思い出す学習」といいます。
・数学:解答を見ずに、途中式を書く
・英語:教科書を閉じて、単語や英文を思い出す
・理科・社会:用語の意味や理由を、自分の言葉で説明する
思い出せなければ、確認して、もう一度。それで十分です。
学校ワークを「提出物」で終わらせない
学校ワークは、自分がどこまで理解できているかを確かめる道具でもあります。
1回解いて終わりでは、もったいない。使い方を3回に分けてみましょう。
| 回 | やること | ポイント |
| 1回目 | 自力で解く | できた問題と間違えた問題を区別する |
| 2回目 | 間違えた問題を解き直す | 公式を知らなかったのか、問題の意味を取り違えたのか、計算ミスなのか、原因を考える |
| 3回目 | 時間を空けて、もう一度解く | 何も見ずに解けたら、自力で再現できる状態に近づいている |
原因が違えば、対策も違います。
答えを写すだけでは、次も同じところで止まります。
3回目を「時間を空けて」やる理由
解説を読んだ直後に解けても、記憶が残っているだけかもしれません。
翌日、数日後と、少し間隔を空けて解くと、すぐには答えが出てこないことがあります。
でも、そこで考え、思い出し、必要なら確認する。
この作業自体が学習になります。
これを「分散学習」といいます。
間隔の目安は、翌日、数日後、1週間後などです。
ただし、空ければ空けるほどよいわけではありません。
忘れすぎて何もできなくなる前に、もう一度取り組むことが大切です。
内容の難しさや、本人の習得具合で変わるので、調整しながら試してください。
解き直しノートは、自分だけの課題集
間違えた問題を並べるだけのノートでは、力になりません。
次の4つを確かめながら書きます。
- どこまでは、自分でできていたか
- どの計算や考え方で間違えたか
- 正しく解くには、何を理解する必要があるか
- 次に解くとき、何に気をつけるか
そして、翌日や数日後に、ノートを閉じて解いてみます。ノートを見て「そうだった」と思うだけで終わらせないこと。最初は間違いが多くてかまいません。ノートに残る問題は、これから「できる」に変える課題です。解けるようになる変化が、続ける励みになります。
勉強時間を増やす前に、チェックしてみる
毎日勉強しているのに成績が上がらないとき、要因はさまざまです。
そのうえで、勉強の仕方を見直す価値はあります。
・ワークを何度も読んでいるが、解答を隠して解く練習が少ない
・丸つけはしているが、間違えた原因を確かめていない
・解き直しは、直後に1回やって終わっている
・一度できた問題を、その後ほとんど復習していない
当てはまるなら、時間を増やさなくても、取り組み方の工夫で変わる可能性があります。
特別なことではなく、あたりまえを積み重ねる
学校ワークを解く
間違いを確認する
自分の力で解き直す
時間を空けて、もう一度思い出す
どれも、驚くほど特別な勉強法ではありません。
しかし、知識を身につけるためには、こうした基本的な学習を丁寧に繰り返すことが大切です。
一度解けたから終わり。
答えを見て理解できたから終わり。
そうするのではなく、時間を空けても自分でできるかどうかを確かめる。
その積み重ねが、テストのときに自分の力で答えを出すことにつながっていきます。
勉強の成果は、毎日すぐに目に見えるとは限りません。
それでも、
思い出したこと、
解き直した問題、
気づいた間違いは、
次の学習につながっています。
歩実塾では、ただ問題を解かせるだけでなく、
間違いを見直し、自分で解けるようになるまで繰り返すことを大切にしています。
「わかったつもり」で終わらせない。
そして、自分の力でできることを一つずつ増やしていく。
特別なことを一度だけ頑張るより、あたりまえのことを、正しい方法で積み重ねる。
その学び方を、子どもたちと一緒に育てていきたいと考えています。