こんにちは、倉敷市北畝の歩実塾です。
「ノートはきれいに書いたほうがいい?」
「ノートを上手にまとめるには、どうすればいい?」
小学生や中学生の保護者から、こうした質問をいただくことがあります。
もちろん、読みやすいノートは大切です。
でも、勉強で本当に大切なのは、
きれいなノートを作ることだけではありません。
ノートは、「あとから自分が勉強するための道具」だからです。
授業で聞いたことを書き、
問題を解き、
間違いを直し、
先生から教えてもらったことを残す。
そうしていくと、ノートは単なる「授業の記録」ではなく、
「自分だけの参考書」になっていきます。
歩実塾では、ノートの取り方を大切な学習の一つとして指導しています。
① ノートには「考えたこと」を残す
黒板を全部きれいに写しても、考えたことは残りません。
残したいのは、
教科書には載っていない先生の補足や、
「ここは前に習ったことと同じだ」
といった自分の気づきです。
数学なら、答えだけでなく途中式も大切です。
「答えは12」とだけ書いてあっても、
どこで考えたかはわかりません。
途中式は、先生に見せるためではなく、
あとで自分が原因を探すための記録です。
② 「ノートの取り方」は、勉強の仕方そのもの
ノートを取ることは、単なる作業ではありません。
授業を聞きながら、
「何が大切なのか」
「どこを覚えればいいのか」
「どこが分からないのか」
を判断する必要があります。
つまり、ノートを取る=情報を選ぶということでもあります。
たとえば、先生が問題を解きながら、
「ここは間違いやすいよ」
「この場合は、この公式を使うよ」
「この言葉はテストによく出るよ」
と説明したとします。
こうした内容をノートに残しておけば、テスト前に見返すことができます。
だから、
授業中に聞く → 考える → 必要なことを書く
という流れが大切です。
③ ノートは「解答力」を育てる
ノート指導で大切にしているもう一つのポイントが、
解答力です。
「答えが合っている」だけではなく、
「どう考えて、その答えにたどり着いたのか」を残すことです。
特に国語では、文章を読んで正解を出すこと以上に、
なぜその答えにたどり着けたのかを理解することです。
1つの文章からできるだけ多くの
「どんな問題にも通用する解き方」を吸収することを目指しましょう。
そのために欠かせないのが、全問正解した問題でも解説を読む習慣です。
問題集を選ぶ際のポイントとして
「解説が分厚いものを選ぶ」ことをお勧めするのは、この理由からです。
解説のボリュームが多いほど、
そこから学べることも増えます。
読みながら、今後の問題演習に活かせそうな部分を見つけたら、
迷わずノートに書き留めておきましょう。
この積み重ねこそが、感覚に頼らない「解答力」を育てていきます。
④ きれいさより、「使えるか」
読みやすさは大切です。
ただ、色を増やすことや、
まとめ直しに時間をかけすぎることが
目的になっては本末転倒です。
次の3つを基準にしてみてください。
- あとから見て、自分が理解できるか
- テスト前に見て、必要なことを思い出せるか
- 間違えた問題を、もう一度解けるか
⑤ ノートが「自分だけの参考書」になる
この使い方を続けると、ノートの役割は変わっていきます。
最初は授業の記録、
次に苦手がわかる記録、
やがて「自分が間違えやすい所」が集まった自分専用の参考書になります。
教科書は誰にでも必要な内容が載っていますが、
このノートには自分に必要な情報だけが残ります。
テスト前に開けば、効率よく復習できます。
歩実塾のノート指導
歩実塾では、ノートを単なる「書く場所」として考えていません。
「考える場所」
そして、「あとから自分で勉強する場所」として考えています。
授業で聞いたことを残す
自分の考えを書く
途中式を書く
間違いを確認する
もう一度解く
必要なことを残していく
そうすると、ノートは少しずつ、自分だけの参考書になっていきます。
そして、そのノートを使って、また復習する
分からなければ、もう一度確認する
できるようになったら、次へ進む
この繰り返しが、学力を少しずつ積み上げていきます。
歩実塾から:ノートは「自分の学び」を残すもの
ノートの役割は、先生の板書を写すことだけではありません。
ノートの取り方を身につける。
↓
自分の考えを残す。
↓
途中式を書いて解答力を高める。
↓
間違いの原因を確認する。
↓
もう一度解いてみる。
↓
必要なことを残しておく。
↓
テスト前に見返す。
こうしていくと、ノートは単なる授業の記録ではなく、
「自分だけの参考書」になっていきます。
きれいに書くことだけが目的ではありません。
自分があとから使えるノートを作ること。
そして、
「分からなかったこと」を「分かったこと」に変えて、その過程を残していくこと。
それが、歩実塾の考えるノート指導です。
キミの「わからない」を置き去りにしない。
そのために、ノートも一緒に育てていきます。