ノートを「自分だけの参考書」にする
こんにちは、倉敷市北畝の歩実塾です。
英語の予習といえば、
「単語の意味を調べる」
「本文を和訳する」
というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
中学生になると新しい単語がどんどん増え、長文も出てくるので、
この2つの作業は確かに必要です。
ただ、それだけで終わらせてしまうのは、少しもったいないことです。
せっかく時間をかけて予習ノートを作るなら、
テスト前に何度も見返せる「自分だけの参考書」に育ててみませんか。
①ノートの書き方に「決まり」を作る
書き方がそのつどバラバラだと、あとで見返したときに分かりにくくなってしまいます。
あらかじめ「決まり」を作っておくと、書くときに毎回悩まずに済みます。
おすすめは、
Lesson番号、日付などを書き込み、
ノートを分割して(定規で線を引くなら手早くシンプルに)、
書く場所を最初から決めておくやり方です。
本文は1文ごとに改行し、
授業中に書き込むためのスペースも、
あらかじめ余裕を持たせて、余白をたっぷり取りましょう。
本文の下に「スラッシュリーディング」で意味をメモしておくのも効果的です。
英語の語順のまま単語の意味を書いていき、
ひとかたまりごとにスラッシュ(/)で区切る読み方です。
例えば、”She studied / mathematics / hard / in the library / for two hours.”なら、
「彼女は勉強した/数学を/一生懸命/図書館で/2時間」というように
区切って意味を書いていきます。
この読み方に慣れておくと、あとで長文読解やリスニングにも役立ちます。
中学1年レベルでは、英語をしっかり直訳できることが大事です。
長文読解やリスニングが苦手で、中学2年生で基本5文型(SVOC)を習ったら、
スラッシュリーディングを始めてみましょう。
単語と意味はひとまとめにして赤シート等で復習すると覚えやすいです。
文法や気になったポイントは、余白にどんどん書き込んでいきます。
②教科書に準拠した参考書などで時間短縮をする
単語を一つひとつ辞書で調べていると、かなりの時間がかかります。
単語の意味調べには教科書に準拠した参考書などを活用し、
載っていない単語だけを辞書で調べるようにすると、
時間を大きく短縮できます。
教科書に準拠した参考書には、教科書の例題や練習問題の答えも載っています。
あらかじめ問題を解いておき、
教科書に準拠した参考書で答え合わせをしておくと、
授業中に「知っている内容の確認」ができ、理解がさらに深まります。
③自分なりにポイントをまとめる
教科書に準拠した参考書には、その単元で学ぶべきポイントがまとめられています。
そこに自分の言葉で気づいたことを付け加えていくと、
より記憶に残りやすくなります。
「なぜここでこの形になるのか」を自分の言葉で書いておくと、
あとで読み返したときに理解がすっと戻ってきます。
なぜ「英語の予習ノート」が成績アップにつながるのか
この予習ノートづくりが効果的な理由は、大きく3つあります。
教科書の内容をしっかり理解できる
英語の教科書は、
授業で使うことを前提に作られているため、
読むだけでは分かりにくい部分も少なくありません。
予習の段階で疑問点をつぶしておくことで、内容の理解がぐっと深まります。
授業が「復習」になる
予習で一度頭に入れておくことで、授業自体が復習の時間になります。
同じ内容に繰り返し触れることで、記憶がより定着しやすくなります。
授業中に新しく気づいたことをノートに書き足していけば、
参考書としての完成度もどんどん上がっていきます。
忘れたときに「見返す」ことで記憶が定着する
一度覚えたつもりのことも、時間が経てば忘れてしまうものです。
何度も繰り返し目にすることで、
脳は「これは重要な情報だ」と判断するようになります。
自分だけの参考書があれば、忘れたときにもすぐに見返して思い出すことができます。
歩実塾から
「面倒そう」と感じるかもしれませんが、
授業の前までに少しずつ取り組んでおけば、
あとはワークで確認するだけで済みます。
テスト前に一夜漬けで詰め込んだ知識はすぐに忘れてしまいますが、
日々コツコツ積み上げた自分だけの参考書は、 何度でも頼れる財産になります。
歩実塾では、ノートをきれいに書くことだけを目的にしていません。
ノートを、自分の「わからない」を発見し、
間違いを振り返るための学習ツールとして活用しています。