こんにちは、倉敷市北畝の歩実塾です。
「テスト前に一度勉強したのに、次の日には忘れている」
「学校のワークをやったときは解けたのに、テストになると解けない」
「受験勉強を始めたけれど、前に習ったことを忘れている」
小学生・中学生の勉強では、こうしたことがよくあります。
そこで歩実塾が大切にしているのが、「3周以上学習」という考え方です。
これは、同じ問題集をただ3回繰り返すという意味ではありません。
一度勉強しただけで「覚えた」と思わず、
時間を空けながら何度も思い出し、
実際に使える状態まで持っていく。
そのための学習方法です。
3周は「同じことを3回」ではない
・1周目:理解する
授業や例題で、解き方や意味をつかみます。
完璧でなくてよく、「どこがわからないか」を見つけることも役割です。
・2周目:思い出す
何も見ずに解く、口で説明する。
連立方程式なら、解き方を見ずに最初の1行から書いてみます。
・3周目:形を変えて試す
数字や聞き方を変えた問題、文章題、英作文など、
少し形を変えても使えるか確かめます。
・4周目以降:忘れかけた頃に、もう一度
間隔をあけて確認します。
なぜ、この回し方が効くのか
学習法の研究を整理した2013年の総説では、
思い出す「練習テスト」が高く評価されました。
一方、教科書を読み返すだけの勉強は、効果が安定しないとされています。
大学生の実験でも、
5分後のテストでは読み直したほうが有利でしたが、
1週間後には思い出す練習をしたほうが多く覚えていました。
読み返しは、その場では手応えがあっても、あとで差が出るのです。
場面別・3周の使い方
定期テスト:
1周目は、テストの2〜3週間前までに終えます。
2周目は間違えた問題だけ、3周目は答えを隠して解く。
直前は、間違えやすい問題の確認だけで十分です。
高校受験:
範囲は中学3年間です。
1年生の内容を、3年生の秋には忘れていて当然です。
苦手な単元を何度も呼び戻す、
「忘れては思い出す」を計画的に繰り返しましょう。
忘れていたことに気づけるのは、思い出す練習をしているからです。
「3回やったのに伸びない」ときの落とし穴
大切なのは回数より中身です。次のような勉強には、自分の頭から取り出す作業が抜けています。
・教科書を3回読む
・答えを見ながらワークを3回写す
・ノートを3回きれいにまとめる
そこで、
「閉じて思い出す」
必ず入れましょう。
繰り返すほど、弱点が見えてくる
何度やっても間違える問題は、
「次にやること」が見つかったサインです。
「英語が苦手」ではなく
「不規則動詞の過去形を覚えきれていない」まで絞れれば、
勉強は具体的になります。
歩実塾から:勉強は「一度覚えて終わり」ではない
勉強した内容は、時間が経てば忘れてしまいます。
だからこそ、繰り返す。
そして、思い出す。
さらに、実際に使ってみる。
これを何度も繰り返します。
1周目は「理解」
2周目は「思い出す」
3周目は「使えるか確認」
その後も、忘れていればもう一度
これが歩実塾の考える、「3周以上学習」です。
定期テストでも、高校受験でも、大切なのは「一度やったこと」ではありません。
必要なときに、自分の力で思い出して使えること。
そのために、何度でも学び直します。
「分かった」で終わらない。
「できる」まで繰り返す。
そして、キミの「わからない」を置き去りにしない。
これが、歩実塾の学習の基本です。