結局、成績を上げる一番の方法は?
こんにちは、倉敷市北畝の歩実塾です。
「いろいろな勉強法を試したけれど、成績が上がりません」
「結局、何をすれば成績は上がるのでしょうか?」
「効率のいい勉強法を知りたいです」
中学生のお子さんを持つ保護者の方から、よく聞く悩みです。
本屋さんに行けば、たくさんの勉強法があります。
動画を見たり、問題集を買ったり、暗記法を試したり……。
でも、勉強法を次々に変えても、なかなか成績につながらないことがあります。
では、結局、成績を上げる一番の方法は何なのでしょうか?
答えは、意外とシンプルです。
「できないところを見つけて、できるようになるまで繰り返すこと」です。
「勉強時間」だけでは成績は決まりません
「毎日2時間勉強しています」
それでも成績が上がらないことがあります。
一方で、短い時間でも成績が伸びる子もいます。
この違いは、勉強時間だけではありません。
例えば、数学のワークを10ページ解いたとします。
10ページ終わったことに満足して、そのまま次へ進む。
これも勉強ではあります。
でも、間違えた問題をそのままにしていたら、「できない問題」が「できないまま」残っています。
成績を上げるために必要なのは、
「どれだけ勉強したか」だけではなく、「できなかったことを、どれだけできるようにしたか」
なのです。
成績が上がる勉強には「3つの段階」があります
勉強を、
①分かる → ②自分で解ける → ③時間がたっても解ける
という3段階で考えてみましょう。
① 分かる
授業を聞いて、「なるほど!」と思う。
教科書を読んで、「これは分かった」と思う。
これは大切な第一歩です。
でも、ここで終わってはいけません。
② 自分で解ける
教科書を閉じて、何も見ずに問題を解いてみる。
すると、「さっき分かったはずなのに、できない」ということがあります。
ここで初めて、本当に理解できているかが分かります。
「分かったつもり」を「できる」に変える練習が必要なのです。
③ 時間がたっても解ける
さらに大切なのが、時間を空けてもう一度解くこと。
昨日は解けた。
でも1週間後には忘れている。
これではテスト本番で困ってしまいます。
だからこそ、一度できた問題も、時間を空けてもう一度確認することが重要です。
成績が伸びる子は「間違い」を放置しません
成績を上げるうえで、とても重要なのが、
間違えた問題との向き合い方
です。
「×だった」
↓
「答えを見る」
↓
「なるほど」
↓
「次の問題へ」
これだけでは、なかなか力になりません。
大切なのは、「なぜ間違えたのか?」を考えることです。
例えば、
「公式を忘れていた」
「問題の意味が分からなかった」
「途中までは合っていた」
「計算ミスだった」
「漢字の意味を知らなかった」
原因によって、次にやることは変わります。
「できない」を細かく分けてみる
例えば、「数学が苦手です」という子がいたとします。
でも、「数学が苦手」だけでは、何を勉強すればいいのか分かりません。
実際には、
「正負の数の計算が苦手」
「文字式でミスが多い」
「方程式の文章題になると分からない」
「図形の問題で止まる」
など、さまざまです。
さらに、
「方程式の文章題が苦手」
↓
「問題文から条件を読み取れない」
↓
「何をxにすればいいのか分からない」
というところまで細かくすると、対策が見えてきます。
成績を上げる第一歩は、「何ができないのか」を見つけること。
ここがとても重要です。
「たくさん問題を解く」だけでは足りません
もちろん、問題を解く量も大切です。
しかし、100問解いて、間違えた30問を放置するより、
50問解いて、間違えた問題をできるようにするほうが、学習として意味のある場合があります。
だから問題集は、「終わらせること」が目的ではありません。
「できない問題を見つけるために解く」
↓
「間違いを確認する」
↓
「もう一度解く」
↓
「後日、もう一度解く」
この流れを作ることが大切です。
成績が上がる子は「できた問題」も確認する
意外に思われるかもしれませんが、正解した問題=完全に理解しているとは限りません。
たまたま正解しただけかもしれません。
そこで、「どうしてこの答えになるの?」と説明してみます。
説明できれば、理解できている可能性が高くなります。
説明できなければ、「答えは合っていたけれど、まだ不安」ということです。
正解したかどうかだけではなく、自分で説明できるか。
これも学力を確認する大切な方法です。
保護者の方に知ってほしいこと
子どもの成績を見るとき、「何点だった?」だけになってしまうことがあります。
もちろん点数は大切です。
でも、もう一つ見てほしいものがあります。
それは、「前より何ができるようになったか」です。
「前は方程式が全然できなかったけど、今回は3問できた」
「英単語を10個覚えられた」
「漢字の間違いが減った」
「間違えた問題を自分でもう一度解けた」
こうした変化を見つけてあげてください。
小さな「できた」が積み重なって、やがて大きな成績の変化につながります。
結局、成績を上げる一番の方法とは?
ここまで読んでいただくと、少し地味に感じるかもしれません。
特別な裏技ではありません。
「分かる」
↓
「自分で解く」
↓
「間違いを直す」
↓
「もう一度解く」
↓
「時間を空けて、また解く」
この繰り返しです。
成績を上げるために大切なのは、最新の勉強法を次々に試すことよりも、
「自分の弱点を見つけて、そこから逃げずに、できるようになるまで取り組むこと」です。
そして、もう一つ大切なのが、続けられる勉強にすること。
一日だけ頑張っても、学力は大きく変わりません。
無理のない量を継続し、「昨日できなかったことが、今日はできた」という経験を積み重ねていく。
それが、本当の意味での成績アップにつながります。
歩実塾から|成績アップに「魔法の勉強法」はありません
「結局、成績を上げる一番の方法は?」と聞かれたら、歩実塾ではこう答えます。
「できないところを見つけて、できるようになるまでやることです。」
そのためには、
- 「分かった」で終わらない
- 自分の力で問題を解いてみる
- 間違えた原因を確認する
- もう一度解いてみる
- 時間を空けて、もう一度確認する
- 小さな成長を積み重ねる
ことが大切です。
勉強には、近道に見える方法がたくさんあります。
でも、本当の学力をつくるのは、「分からない」を一つずつ「分かる」「できる」に変えていく地道な積み重ねです。
そして、その積み重ねは、決して特別な才能を持った子だけができるものではありません。
今できないことがあるからこそ、そこから伸びる余地があります。
焦らず、一つずつ。
今日できなかった問題を、明日はできるようにする。
その繰り返しが、成績を変えていきます。