勉強がうまくいかないときに伝えたいこと
「やってみたけど、できなかった」
「何回やっても間違える」
「もう無理。やりたくない」
勉強をしていると、そんな気持ちになることがあります。
テストで思ったような点数が取れなかったとき。
数学の問題が何度やっても解けないとき。
英単語を覚えたはずなのに、次の日には忘れてしまったとき。
友達はできているのに、自分だけできないように感じるとき。
そんなとき、歩実塾から中学生のみんなに伝えたい言葉があります。
「もう一回だけ、やってみよう。」
「もっと頑張れ!」
「毎日ちゃんと勉強しなさい!」
という話ではありません。
全部を完璧にやり直そう、ということでもありません。
ただ、
もう一回だけ。
それでいいのです。
1回でできなくても、全然おかしくない
勉強では、一度説明を聞いただけですべて理解できる人ばかりではありません。
むしろ、
「一回では分からなかった」
ということのほうが普通です。
例えば数学。
先生の説明を聞いているときは、
「なるほど、分かった!」
と思ったのに、家で一人になると解けない。
そんなこともあります。
英語だって同じです。
単語を覚えたつもりなのに、テストになると思い出せない。
社会の用語も、昨日覚えたはずなのに出てこない。
これは、
「自分は頭が悪い」
ということではありません。
まだ、もう一度取り組む必要があるだけです。
「できない」と「まだできない」は違う
ここは、とても大切です。
「できない」
と、
「まだできない」
は、似ているようで全然違います。
「できない」と思ってしまうと、
「自分には無理」
と考えてしまいます。
でも、
「まだできない」
なら、
「もう少し練習したらできるかもしれない」
と考えられます。
もちろん、何でも努力すれば必ず簡単にできるようになる、という意味ではありません。
でも、最初にできなかったことが、練習によって少しずつできるようになることはたくさんあります。
間違えた問題は「ダメだった証拠」ではない
問題を間違えると、嫌な気持ちになります。
赤ペンでバツがつくと、
「また間違えた……」
と思うかもしれません。
でも、間違えた問題には大切な情報があります。
それは、
「ここが、今の自分の弱点だよ」
と教えてくれていることです。
例えば、
数学の一次関数で間違えた。
では、
「一次関数が全部分からない」
のでしょうか?
もしかすると、
- グラフの読み取りだけ苦手
- 傾きの意味が分からない
- 式の作り方が分からない
- 計算でミスしている
だけかもしれません。
「できない」とひとまとめにせず、
どこで止まったのか
を探してみましょう。
「もう一回」は、最初から全部やる必要はない
「もう一回やろう」と言われると、
「また最初から全部やるの?」
と思うかもしれません。
そうではありません。
例えば数学なら、
間違えた1問だけ。
英語なら、
覚えられなかった5単語だけ。
社会なら、
忘れていた3つの用語だけ。
それでも十分です。
「全部やらなきゃ」と考えると、勉強を始めること自体が嫌になってしまいます。
だから、
小さく始める。
これでいいのです。
できなかった問題を、時間を置いてもう一度
勉強では、「すぐ答えを見る」だけではなく、少し時間を置いてもう一度思い出してみることも大切です。
例えば、
① 今日、問題を解く
↓
② 間違える
↓
③ 解説を読む
↓
④ 「なるほど」と理解する
↓
⑤ 次の日に、もう一度解いてみる
ここで自力で解けたら、
「昨日はできなかったけど、今日はできた」
という経験になります。
この小さな成功が、次の勉強につながります。
勉強で大切なのは「できた数」だけではない
100問やって80問できた。
これはもちろん素晴らしいことです。
でも、
昨日は10問中3問しかできなかった。
今日は10問中5問できた。
これも大きな前進です。
さらに、
昨日は全く分からなかった問題を、今日は途中まで自分で考えられた。
これも前進です。
勉強では、
「できた・できない」だけでなく、「昨日よりどこまで進んだか」
を見ることが大切です。
「もう一回だけ」は、自分を励ます言葉
勉強をしていると、
「もう無理」
と思う瞬間があります。
そんなとき、
「あと2時間頑張ろう」
と考える必要はありません。
むしろ、
「もう一回だけやってみよう」
でいいのです。
1問だけ。
1ページだけ。
5分だけ。
それでいい。
その「もう一回」が終わったら、
「じゃあ、もう一回だけ」
と続けてもいいし、
「今日はここまで」
と終わってもいい。
大切なのは、
できなかった瞬間に、全部をあきらめないこと。
保護者の方へ
お子さんが勉強でつまずいていると、
「もっと勉強しなさい」
と言いたくなることもあると思います。
でも、本人がすでに
「自分はできない」
と思っているときには、さらに「頑張れ」と言われることで、ますます勉強から離れてしまうことがあります。
そんなときは、
「もう一回だけ一緒にやってみる?」
「この1問だけやってみようか」
「昨日より少しできたね」
と声をかけてみてください。
大きな目標よりも、
小さな「できた」を一緒に見つけること。
それが、次の一歩につながることがあります。
勉強は「一発勝負」ではありません
学校のテストでは、一度きりの点数が出ます。
でも、勉強そのものは一発勝負ではありません。
間違えてもいい。
忘れてもいい。
分からなくてもいい。
そこから、
もう一回やればいい。
そして、もう一回やってもできなかったら、
もう一回。
勉強が得意な人も、最初から何でもできたわけではありません。
分からないことに出会って、
間違えて、
考えて、
またやって。
そうやって少しずつできることを増やしていきます。
歩実塾から、中学生のみんなへ
もし今、
「数学が全然分からない」
「英語が苦手」
「テストで失敗した」
「勉強しても成績が上がらない」
「もう勉強したくない」
と思っているなら。
今日は、無理に全部頑張らなくてもいい。
まず、
「もう一回だけ、やってみよう」
と考えてみてください。
1問だけでもいい。
5分だけでもいい。
昨日できなかった問題を、もう一度やってみる。
そして、もし今日できたら、
「あれ?できた」
と、自分で気づいてください。
その小さな「できた」が、次の一歩になります。
勉強は、できなかった自分を責めるためのものではありません。
昨日できなかったことを、今日少しできるようにするためのものです。
歩実塾は、そんな「もう一回」を大切にする塾です。
キミの「わからない」を置き去りにしない。
今日できなかったことも、
「もう一回だけ、一緒にやってみよう。」