考える子と、考えない子の違い
― その差はどこで生まれるのか ―
塾で多くの子どもたちを見ていると、
同じ授業を受けていても
伸びていく子と、
なかなか伸びない子がいます。
もともとの能力だけで
決まるわけではありません。
では、
何が違うのでしょうか。
それは、
考えるか、考えないか
その差なのかもしれません。
問題を解くとき、
すぐに
「分かりません」
「教えてください」
そう言う子もいます。
もちろん、
分からないことは
悪いことではありません。
でも、
少し考える前に
答えを聞こうとする子もいます。
一方で、
伸びる子は
すぐに答えを聞きません。
少し考えてみる。
別のやり方を試してみる。
前に習ったことを
思い出してみる。
そして、
「あ、こうかもしれない」
そんな瞬間が
少しずつ増えていきます。
考えることは、
時々大変です。
時間もかかります。
すぐに答えが
見つからないこともあります。
でもその時間の中で、
本当の力
が育っていきます。
スポーツでも同じです。
最初から
うまくできる人はいません。
何度も練習して、
失敗して、
工夫して、
少しずつ
上達していきます。
勉強も
同じなのだと思います。
考える。
試す。
間違える。
そして、
また考える。
その繰り返しの中で、
力は育っていきます。
便利な時代になりました。
スマホを使えば、
すぐに答えを見ることもできます。
AIに聞けば、
答えを教えてくれることもあります。
でも、
それだけでは
本当の力は
身につきません。
自分で考える時間。
それは、
少し大変ですが、
人を大きく成長させる
大切な時間です。
塾でも、
すぐに答えを教えるのではなく、
「もう一度考えてみよう」
そんな声をかけることがあります。
それは、
子どもたちの
考える力を
育てたいと思っているからです。
考える子は、
少しずつ強くなっていきます。
そしていつか、
自分の力で
道を切り開いていくようになります。
そんな姿を思いながら、
今日も塾で
子どもたちと向き合っています。