「それ、毎日飲ませていませんか?」― 子どもの脳と体を守るために知っておきたいこと
先日、ある医師のYouTube動画を観ました。
タイトルは「子どもの脳が壊れる…親が毎日飲ませている”危険な飲み物”の正体」
衝撃的な言葉ですが、内容を聞いて、これは保護者の皆さんにぜひ伝えなければと思いました。
私も、下記のような症状がありました。20代後半からずっ~とです・・・
- 体がだるい
- しんどい
- 朝、起きられない/起きたくない
- やる気が出ない/何もやりたくない
- 集中できない/勉強が頭に入らない
- イライラする/すぐ怒る
- 情緒が不安定
- 眠気が取れない(食後に特に強い)
- うつっぽい感じ
これらは「血糖値の急上昇→インスリン大量分泌→急降下→低血糖」という繰り返しによって起きる症状として説明されているものです。
「エナジードリンクが危ない」というのは、最近よく耳にするようになりました。
カフェインが大量に含まれていて、子どもには絶対に与えてはいけない。
これは、多くのご家庭でもご存じのことだと思います。
でも、動画が指摘していたのは、エナジードリンクではありませんでした。
もっと身近な、**「当たり前のように毎日飲んでいるもの」**の話でした。
その正体は、清涼飲料水・ジュース類・市販のスポーツドリンクです。
「えっ、それくらい大丈夫でしょう」と思われるかもしれません。
私も最初はそう感じました。
市販の清涼飲料水500mlには、約30〜60gもの糖分が含まれています。
角砂糖に換算すると、なんと10〜15個分。
スポーツドリンク1.5Lのペットボトルなら、角砂糖45個分にもなります。
ではなぜ、そんなに甘いのに「甘い」と感じないのか。
それが、この問題の本当に厄介なところです。
クエン酸やビタミンCなどの「酸味」が舌を刺激することで、脳が甘さを感じにくくなっているのです。
さらに多くの飲料に使われている「果糖ぶどう糖液糖」という成分は、甘さを感じにくくしながら大量の糖を体内に取り込ませる仕組みになっています。
知らず知らずのうちに、子どもたちは毎日、膨大な量の糖分を飲み続けているわけです。
砂糖(糖分)が子どもの脳に何をするのか。
研究によると、砂糖は脳内で「快楽ホルモン」であるドーパミンを過剰に分泌させます。
その反応は、依存性の高い物質を摂取したときと酷似していると言われています。
つまり、甘い飲み物を毎日飲み続けることで、子どもの脳は「もっと欲しい」という状態になっていく。
集中力の低下、落ち着きのなさ、感情の不安定さ――。
塾の現場で長年子どもたちを見てきた私には、これは「他人事」ではないと感じます。
25年間、たくさんの子どもたちと関わってきました。
「やる気が出ない」「勉強に集中できない」「すぐイライラする」という子の話を聞くとき、生活習慣、とりわけ食事や飲み物の話が出てくることが少なくありません。
脳は、毎日食べるもの・飲むものでできています。
学力も、集中力も、感情のコントロールも、根っこは同じところにあるのかもしれません。
では、何を飲ませればいいのか。
答えはシンプルです。
◎ まずは水
◎ ミネラル補給には麦茶(ノンカフェインで夏にも最適)
◎ ビタミン補給には水出し緑茶
✕ ジュース・スポーツドリンク・エナジードリンクは
「毎日」ではなく「特別なとき」に
麦茶は日本人が1300年以上前から夏に飲んできた飲み物です。
先人たちの知恵は、やはりすごいなと思います。
「うちの子はジュースじゃないとお茶を飲まない」というご家庭もあると思います。
いきなり全部やめる必要はありません。
まず「毎日」をやめることから始めてみてください。
週に1〜2回の「特別なもの」に変えるだけで、子どもの脳と体への影響はずいぶん変わってくるはずです。
子どもたちの未来は、毎日の積み重ねでできています。
学習の環境を整えるのと同じように、体に入れるものにも、少しだけ目を向けていただけたら嬉しいです。