「勉強が分からない」と思ったときに、小学生に試してほしいこと
こんにちは、倉敷市北畝の歩実塾です
「算数が分からない!」
「国語の文章が分からない!」
「何回やってもできない…」
勉強をしていると、こんな場面がありますよね。
でも、ちょっと待ってください。「分からない」って、本当に全部分からないのでしょうか?
実は、「分からない」を細かく分けてみると、
「ここまでは分かる!」
「分からないのは、ここだけだった!」
ということがたくさん見つかります。
「分からない」は宝探し
例えば、「りんごが6こあります。
1人に2こずつ分けると、何人に分けられるでしょう?」という問題。
「分からない!」と思っても、
よく考えると
「りんごが6こある」
「1人に2こずつ」
というところまでは分かっているかもしれません。
分からないのは、
「たし算?ひき算?かけ算?わり算?」
というところだけかもしれないのです。
問題が全部分からないのではなく、
「どの計算を使うのか」が分からなかっただけ。
これなら、先生やおうちの人にピンポイントで質問できます。
分かるところに○をつけよう
問題を解いていて困ったら、
「文章は読めた」
「数字は分かった」
「何を聞かれているか分かった」
というところに○をつけ、
「でも、どの計算をすればいいか分からない」
というところに★をつけてみましょう。
自分がどこで困っているのかが、目に見える形で分かるようになります。
「どこから分からなくなった?」を探そう
算数の計算で、最初の計算はできたけれど、3つ目の計算で分からなくなった。
それなら、「算数が全部できない」わけではありません。
3つ目のやり方が分からないだけです。そこさえ分かれば、また先に進めます。
「分からない」を4つに分けてみよう
「分からない」と思ったら、次の4つのどれかを考えてみましょう。
①知らない:言葉や漢字、計算のやり方をそもそも知らない状態。
覚えたり教えてもらったりすれば解決できます。
②やり方が分からない:知ってはいるけれど、どう使えばいいか分からない状態。
似た問題を解いて、使い方を練習すれば身につきます。
③途中まではできる:最初はできたのに、途中から分からなくなった。
これは、実は「できない」のではなく「途中まではできている」という発見です。
どこから分からなくなったのかを探せば、そこだけ練習すればよいと分かります。
④うっかり間違えた:実は「分からない」のではなく、
数字の書き間違いや+と−の間違いなど、
単なるうっかりミスだったということもあります。
この場合は「もっと勉強しなきゃ」ではなく、
「どこで間違えたのかな」を探すことが大切です。
国語も「分からない」を分けてみよう
「この文章、何を言っているのか分からない!」も、
細かく分けると、
「知らない言葉がある」
「一文の意味が分からない」
「段落の内容が分からない」
「文章全体で何を伝えたいのか分からない」など、
いろいろなパターンがあります。
原因が分かれば、
言葉を調べるのか、
段落ごとに考え直すのか、
やることがはっきりします。
「国語が苦手」と一言で決めつける必要はありません。
「分からないノート」を作ってみよう
今日分からなかったことを、
「算数:わり算の文章問題でどの計算を使うか分からなかった→先生に聞く」
「漢字:『必』が書けなかった→3回練習する」
というように、短くメモしておくノートを作ってみましょう。
これを続けると、自分がどこで困りやすいのかが見えてきて、
「たくさん勉強する」から
「必要なところを勉強する」に変わっていきます。
困ったときの「3つの質問」
問題が分からなくなったら、
①どこまでは分かる?
②どこから分からない?
③何が分かればできそう?
この3つを自分に聞いてみましょう。
「算数が分かりません」ではなく、
「どの計算を使えばいいのか分かりません」
と質問できるようになると、先生も的確に教えやすくなります。
歩実塾から:「分からない」は悪いことじゃない
勉強をしていて「分からない」と思うことは、悪いことではありません。
むしろ、分からないところが見つかったのは良いことです。
そこを勉強すれば、もっとできるようになるからです。
「分からない」→「どこが分からない?」→「ここだった!」→「教えてもらう・調べる・練習する」→「分かった!」
この繰り返しこそが、勉強ができるようになるということです。
次に問題が分からなくなったら、「分からない」で終わらせず、
「どこまでは分かる?」から考えてみてください。