苦手を克服して得点源にしよう
こんにちは、倉敷市北畝の歩実塾です。
「古文は何を言っているのかさっぱり分からない」
「現代語と違って読みづらい」
そう感じている中学生は多いのではないでしょうか。
しかし、正しいやり方さえ押さえれば、古文は確実に得点源にできる教科です。
教科書に出てくる文章も決まっています。
竹取物語、枕草子、平家物語、おくのほそ道、万葉集、古今和歌集、新古今和歌集等です。
でも、何をどう勉強してよいかわからないかもしれません。
今回は、中学生向けの古文の効果的な勉強法をステップごとに紹介します。
古文が苦手になる理由と克服のポイント
中学範囲の古文で大切なのは、
細かい文法の知識よりも「読み慣れ」です。
特に高校入試では初めて見る文章を読むことになるため、
日頃から古文に触れて、独特のリズムに慣れておくことが重要です。
覚えるべき古文文法や古語は、実はそれほど多くありません。
コツコツと積み重ねていけば、着実に読めるようになります。
ステップ1:古文単語は「セット」で覚える
中学生が古文でもっともつまずきやすいのが、古文単語です。
現代語とは意味が異なる言葉が多く、
単語を知らなければ文章そのものが読めません。
古文単語は、現代語の意味とセットにして覚えると定着しやすくなります。
たとえば「あはれ」は「しみじみとした情趣・感動」、
「をかし」は「趣がある・美しい」というように、
現代語との違いを意識しながらセットで覚えましょう。
この土台があると、長文を読むときに単語でつまずくことが少なくなります。
ステップ2:音読で「読み慣れ」を身につける
古文の力を伸ばす一番の方法は、音読です。
声に出すことで単語の切れ目がつかみやすくなり、
意味も推測しやすくなります。
目で文字を追い、口で読み、耳で自分の声を聞く。
この3つが同時に働くことで、効率よく学習が進みます。
面倒に感じるかもしれませんが、
音読は実はもっとも効果的な勉強法のひとつです。
時間をかけて繰り返すことで、
古文特有のリズムや言い回しに、自然と体がなじんでいきます。
ステップ3:古文独特のルールを理解する
中学古文を理解するうえで、
押さえておきたいルールが3つあります。
①歴史的仮名遣い:仮名遣いを現代の読み方に直すルールです。
たとえば「言ふ」は「言う」と読みます。
②主語や助詞の省略:古文では、人物や助詞が省略されることがよくあります。
誰の行動なのかを意識しながら、
省略された部分を自分で補って読む練習をしましょう。
③係り結びの法則:「ぞ」「なむ」「や」「か」→連体形→連体形は「ウ」の音
「こそ」→已然形→已然形は「エ」の音に変わります。
「ぞ」「なむ」「こそ」→強意(特別な訳をする必要はない)
「や」「か」→「疑問」「反語」の2つ(文脈で判断しないといけないのでよく出る)
例:雨降りけり→雨やふりける
訳:「疑問」→雪が降ったのだろうか?
「反語」雪が降ったのだろうか、いや降ってない
この係り結びのルールをもとに単語の活用や意味を考えるプロセスは、
高校で古文文法を学ぶ際にも土台になる重要な考え方です。
中学生のうちにしっかり理解しておきましょう。
ステップ4:ノートを活用した学習法
古文の勉強では、ノートの使い方も大切なポイントです。
古文や漢文は、現代文と違って「訳」を書く作業が必要になります。
ノートを見開きで使い、
左側に本文、右側に現代語訳や重要事項をまとめる方法がおすすめです。
赤、青など、色を使い分けておくと、
あとで見返したときに分かりやすくなります。
ステップ5:国語便覧を活用する
学校で配られる「国語便覧」も、古文学習の強い味方です。
文字が多くて分厚いため、つい後回しにしてしまいがちですが、
古文の背景知識や文学史、
有名な作品のあらすじなどが
簡潔にまとめられており、
読解の大きな助けになります。
テスト前にパラパラと読み返すだけでも、理解が深まります。
歩実塾から
中学生の古文の勉強法のポイントは、次の5つです。
・古文単語を現代語とセットで覚える
・音読で「読み慣れ」を身につける
・歴史的仮名遣い・省略・係り結びという古文独特のルールを理解する
・ノートを見開きで使い、原文と口語訳を対応させる
・国語便覧を活用して背景知識を補う
古文は、正しい方法でコツコツ積み重ねれば、必ず読めるようになる教科です。
「読み慣れ」を意識して、毎日少しずつでも古文に触れることが、
成績アップへの一番の近道です。
ぜひこれらの方法を実践して、古文を得意教科に変えていきましょう。