計算ミスを減らす書き方のコツ
こんにちは、倉敷市北畝の歩実塾です。
「わかっているはずなのに、計算ミスで点数を落としてしまう」
算数でこんな経験をしたことがある小学生は多いのではないでしょうか。
実は、ノートの書き方を少し工夫するだけで、計算ミスはぐっと減らせます。
数字は大きく、はっきりと書く
急いで計算していると、数字が小さくなったり、くずれた字になったりしがちです。
特に「0と6」「1と7」「3と8」など、形が似ている数字は書き間違いのもとになります。
マス目のあるノートを使い、1マスに1文字ずつ、大きくはっきりと数字を書く習慣をつけましょう。
位をそろえて書く
たし算・ひき算・かけ算の筆算では、位をそろえて書くことがとても大切です。
位がずれてしまうと、正しく計算できていても答えが合わなくなってしまいます。
マス目のあるノートを使い、
1の位、10の位を意識してまっすぐ縦にそろえて書くようにしましょう。
途中の計算を省略しない
「頭の中でできるから」と、途中の計算をノートに書かずに済ませてしまうと、
あとで見返したときにどこで間違えたのかが分からなくなってしまいます。
筆算の繰り上がり・繰り下がりの数字も、
小さくてよいのできちんと書き残しておきましょう。
途中式を書く習慣は、あとで見直しをするときにも、
テスト前に復習するときにも役立ちます。
図や絵を使って考える
文章題でつまずいたときは、いきなり式を書こうとせず、
まず図や絵に描いてみましょう。
「りんごが3こあります。2こもらうと何こになりますか」という問題なら、
りんごの絵を描いて数えてみるだけで、何をすればいいのかが見えてきます。
図に描くことで、頭の中だけで考えるよりもずっと分かりやすくなります。
線分図や表を使う問題では、はじめは大人と一緒に描き方を練習してみるのもよいでしょう。
間違えた問題は消さずに残す
間違えた問題をすぐに消しゴムで消してしまうのはもったいないことです。
まず×をつけて、その横かすぐ下に正しい答えを書き直しましょう。
あとで見返したときに、「自分はどこで間違えやすいのか」がひと目でわかるようになります。
一例として、これを「赤で正しい答えを書く」のもお勧めです。
黒で自分の考えを書き、赤で正しい答えを書き、青で「次に気をつけること」を書く。
この3色を使い分けると、ノートを見返すだけで自分の弱点がわかるようになります。
色のルールは自由にして構いませんが、
色を使い過ぎないことと、ルールを常に統一しておくことが大事です。
見返しやすいように余白を残す
ノートいっぱいに問題を詰め込んでしまうと、
あとから間違い直しをするスペースがなくなってしまいます。
問題と問題の間は少し空けておき、あとから書き加えられるようにしておきましょう。
1ページに詰め込みすぎず、ゆったりと使うことを意識してみてください。
何度も同じ問題に取り組む
1回解いて丸がついたら終わり、ではなく、
少し時間を空けてから、もう一度同じ問題に取り組んでみましょう。
1回目はスラスラ解けなかった問題でも、2回目、3回目と繰り返すうちに、
だんだんつまずかずに解けるようになっていきます。
間違えた問題を解き直すことは、「3周以上学習」のきっかけになります。
間違えた問題だけを何度も解き直すことで、
「わかったつもり」で終わらせず、しっかりと身につけることができます。
保護者の方へ:丸つけはその場ですぐに
小学生のうちは、問題を解いたその場ですぐに丸をつけてあげることがとても効果的です。
「できた!」という気持ちをすぐに感じられると、算数への苦手意識が生まれにくくなります。
間違えた問題も、頭ごなしに指摘するのではなく、
「ここまでは合っているね、ここからもう一度考えてみようか」と、一緒に見直してあげましょう。
歩実塾から:ノートは「計算力」と「考える力」を育てる道具
算数のノートは、ただ答えを書く場所ではありません。
数字を丁寧に書き、位をそろえ、図で考え、間違いを残しておく。
こうした小さな積み重ねが、計算ミスを減らし、テストで実際に得点できる力につながっていきます。