「センスがない」からではありません
こんにちは、倉敷市北畝の歩実塾です。
「計算問題はできるのに、図形になると急に分からなくなる」
「図形の問題を見ると、どこから手をつければいいのか分からない」
「証明問題になると、何を書けばいいのか分からない」
中学生になると、図形を苦手にする子が増えてきます。
保護者の方からも、
「うちの子は図形のセンスがないのでしょうか?」
と相談されることがあります。
でも、図形が苦手だからといって、「数学のセンスがない」と決めつける必要はありません。
図形問題は、ただ公式を覚えるだけでは解きにくい分野です。
図形は「図を見る→条件を読み取る→書き込む→性質を考える→答えを導く」
という複数の力の組み合わせで、
どこか一つでつまずくと「全部苦手」に感じてしまうのです。
図形が苦手になる原因は?
図形が苦手な子ほど、図に書き込まず頭の中だけで考えがちです。
また「対頂角」「錯角」など言葉の意味があいまいなまま、
あるいは「見た目が同じ長さっぽい」で判断してしまっていることも。
図形は見た目ではなく、与えられた条件から考える教科です。
おすすめの4ステップ
①図に情報を書き込む
角度や長さの数字、平行・同じ長さの印などを図に直接書き込み、
分かっていることを目に見える形にします。
②使えそうな性質を探す
対頂角は等しい、三角形の内角の和は180°など、
「使えそうなルール」を探すことから始めます。
③分かったことを一つずつ足していく
「この角が40°→あの角も40°→だからここは100°」と、
少しずつ情報を積み重ねます。
一気に答えを出す必要はありません。
④間違えた問題をもう一度自力で解く
「答えは40°だった」で終わらせず、
なぜそうなるかを理解し、時間を置いて自分の力で解き直します。
証明問題も同じ考え方で整理できます。
「何が分かっている?」
「何を証明したい?」
「使える性質は?」
の順に整理すれば、証明は作文ではなく、理由を順番に並べる作業だと分かります。
保護者の方へ
子どもが図形問題で止まっているとき、
答えを教える前に
「分かっている角度はどれ?」
「図に書いてみようか」と、
整理を手伝ってあげてください。
図形を解く力は、センスではなく、この繰り返しで着実に身についていきます。
歩実塾から
図形問題で大切なのは、ただ答えを教えてもらうことではありません。
「なぜ、そう考えるのか」を一緒に確認することです。
「図形になると手が止まる」
「証明問題が苦手」
「公式は覚えているのに問題が解けない」
そんなときは、もしかすると「数学が苦手」なのではなく、
図形の考え方を整理する方法をまだ知らないだけかもしれません。
歩実塾は、キミの「わからない」を置き去りにしない。
一つずつ「分かった」を増やしながら、自分で問題を解ける力を育てていきます。