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こんにちは、歩実塾倉敷北畝校です。

これまで、論語の言葉を通して、

「やさしさ」

「学ぶことと考えること」

「努力を続けること」

「失敗から学ぶこと」

について考えてきました。

今回は、少し視点を変えて、

「親子の関わり方」

について考えてみたいと思います。

子どもが勉強に悩んでいるとき。

テストの結果が思うようにいかなかったとき。

学校で何かあったとき。

保護者の方は、子どものことを思うからこそ、たくさん声をかけます。

「勉強しなさい。」

「どうしてこんな点数だったの?」

「もっと頑張ればできるはず。」

もちろん、どれも子どもを思っての言葉です。

しかし、子どもの側からすると、

「分かっているけれど、うまくできない。」

そんな気持ちを抱えていることもあります。

そんなとき、大切なのは何でしょうか。

今回は、論語の中のこんな言葉を紹介します。

「其の言を聴きて、其の行いを見る」

論語には、

「其の言を聴きて、其の行いを見る。」

という言葉があります。

読み方は、

「その言をききて、そのおこないをみる。」

です。

意味は、

「人を理解するには、言葉だけではなく、その行動や様子も見ることが大切である。」

ということです。

孔子は、人を知るためには、表面の言葉だけではなく、その人の姿をよく見ることが大切だと考えていました。

これは、親子の関わりにも通じる言葉ではないでしょうか。

「大丈夫」の裏側

子どもに、

「学校はどうだった?」

と聞く。

すると、

「普通。」

「別に。」

「大丈夫。」

そんな返事が返ってくることがあります。

すると、

「話してくれない。」

と思うこともあるかもしれません。

でも、本当に何もないのでしょうか。

もしかすると、

友達とのことを気にしているかもしれません。

勉強のことで悩んでいるかもしれません。

学校で失敗したことを引きずっているかもしれません。

言葉には出さなくても、心の中にいろいろな思いを抱えていることがあります。

だからこそ、

言葉だけではなく、表情や様子を見ること。

これも大切なのだと思います。

子どもが話しやすい瞬間

子どもは、

「さあ、今から話してください。」

と言われると、かえって話しにくいことがあります。

しかし、

車で移動しているとき。

一緒に食事をしているとき。

何気なく歩いているとき。

そんな時間に、ぽつりと話し始めることがあります。

そのとき、

すぐに答えを出そうとしなくてもいいのかもしれません。

まず、

「そうだったんだ。」

「それは大変だったね。」

と受け止める。

それだけで、子どもは

「話してよかった。」

と思えることがあります。

「聞く」と「聴く」の違い

日本語には、

「聞く」

「聴く」

があります。

「聞く」は、音や言葉が耳に入ること。

「聴く」は、相手の気持ちを考えながら耳を傾けること。

勉強のことでも、

「今日、何を勉強したの?」

だけではなく、

「どこが難しかった?」

「何が分かるようになった?」

と聞いてみる。

すると、子ども自身も、

自分の学習を振り返るきっかけになります。

「勉強しなさい」の前に

保護者の方から、

「何度言っても勉強しません。」

という相談を受けることがあります。

もちろん、勉強習慣をつけることは大切です。

ただ、その前に、

子どもが何を感じているのかを知ることも大切です。

勉強が難しすぎるのか。

どこから始めればいいか分からないのか。

やっているのに結果が出なくて自信をなくしているのか。

理由は、一人ひとり違います。

だから、

「やりなさい。」

だけではなく、

「どこで困っている?」

と聞いてみる。

それだけでも、子どもの気持ちは変わることがあります。

塾でも大切にしていること

歩実塾でも、

ただ問題を教えるだけではなく、

「今、何に困っているのか」

を知ることを大切にしています。

問題が解けない理由は、一つではありません。

計算ミスなのか。

意味が分からないのか。

覚えていないのか。

自信がないのか。

そこを一緒に探していくことで、

子どもに合った学び方が見えてきます。

子どもは、成長の途中

大人でも、自分の気持ちを言葉にするのは難しいものです。

まして、成長途中の子どもなら、なおさらです。

だから、

うまく話せなくても大丈夫。

言葉が少なくても大丈夫。

少しずつ話せるようになればいい。

そして、

「話を聴いてもらえた。」

という経験は、子どもに安心感を与えます。

その安心感が、

「やってみよう。」

という気持ちにつながることもあります。

論語の言葉を、家庭の中で

「其の言を聴きて、其の行いを見る。」

言葉だけではなく、その人の様子も見る。

これは、親子の関わりにも大切なことだと思います。

勉強のこと。

学校のこと。

友達のこと。

子どもは、言葉にできない思いを抱えていることがあります。

だからこそ、

少し立ち止まって、

話を聴く。

表情を見る。

気持ちを想像する。

そんな時間を持つことが、親子の関係を深める一歩になるのかもしれません。

歩実塾では、勉強を教えるだけではなく、

「子どもが安心して話せる場所」

であることも大切にしています。

分からないことを話せる。

困っていることを相談できる。

そして、一緒に考える。

そうした積み重ねが、学力だけではなく、人としての成長にもつながっていくのだと思います。

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岡山県倉敷市北畝2-3-45

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