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こんにちは、倉敷市北畝の歩実塾です。

車に乗っているとき、

前を走る車のナンバープレートをふと目にすることがあります。

そこに並ぶ4つの数字、実はちょっとした頭の体操に変えられます。

紙も鉛筆も要りません。必要なのは、数字を見て考えるだけです。

まずは「10を作る」に挑戦

たとえばナンバーが「2・3・4・6」だったとします。

この4つの数字を使って10を作れる※でしょうか。

※「メイクテン」や「テンパズル」と呼ばれる大人も楽しめる定番の数字遊びです。
順番は関係ないので、0011・1010・1100・0101等は同じと扱います。
全715通りの組み合わせのうち、解法がないものは163通りあるとされています。
「解けない組み合わせもあるよ」と伝えることでメタ認知(冷静で客観的な判断をしてくれる頭の中の自分)も育てられます。

6+4+3-3は3を2回使ってしまうので反則。

6÷3+4は6にしかなりません。

(6-4)×3+2でも8にしかなりません。

すぐには答えが出ないこともありますが、

それこそがこの遊びの面白いところです。

「どうすれば10になるだろう」

と頭の中であれこれ試す時間そのものに価値があります。

学年に合わせて難易度を変えられる

小学校低学年なら、

3つの数字でたし算・ひき算だけを使い

「10を作れるか」を考えるところから始めましょう。

中学年ならかけ算・わり算を加え、

高学年・中学生になったらカッコや分数も使い、

複数の解き方を探してみます。

さらに中学生なら、解けたあとに

「なぜこの方法を思いついたのか」まで振り返ってみると、

より力がつきます。

「5×2=10を先に作ろうと思った」なら、

ゴールから逆算する発想。

「8+2=10を最初に見つけた」なら、

10になる組み合わせから探す発想です。

自分の考え方を言葉にする、この一手間が数学の力を伸ばします。

ルールを決めると、思考力トレーニングになる

「4つの数字を1回ずつすべて使う」

「+、−、×、÷が使える」

「数字をつなげて2桁にしない」

といったルールを設けると、

単純な計算では済まなくなります。

1・2・3・4なら(1+4)×2=10とすぐ見つかりますが、

3が余ってしまうため、

4つすべてを使うルールでは別の組み合わせを探す必要があります。

コツは、いきなり計算を始めるのではなく

「10に近い組み合わせはないか」から考えることです。

8・5・3・2なら

「8+2=10、残りの5と3はどう使う?」

あるいは「5×2=10、残りの8と3は?」というように、

ゴールから逆算して考えます。

これは数学における「逆算して考える」という発想そのものです。

「作れない」ことにも意味がある

数字によっては、どうやっても10が作れないこともあります。

でもそれは失敗ではありません。

「+と−だけでは無理そうだ」

「×を使うと大きくなりすぎる」

「÷を使えば近づけるかもしれない」と、

可能性を一つずつ検討していくこと自体が、

良い練習になります。

また、同じ数字の組み合わせでも答えの作り方は一通りとは限りません。

「答えが合っているか」だけでなく

「どうやって答えにたどり着いたか」にも目を向けることが、

数学的な考え方につながります。

車の中でできる、道具いらずの数字遊び

この遊びの良いところは、特別な道具が一切いらないことです。

買い物や外出の道中、

信号待ちなど安全な場面で

「この4つの数字で10を作れる?」と出題してみましょう。

ただし、運転中の人が数字を考えたり

ナンバープレートに気を取られたりするのは危険です。

出題や計算は、助手席や後部座席の人が担当しましょう。

「10がなかなか作れない」と子どもがつまずいたときも、

すぐに答えを教えず、

「じゃあ、まず10に近い組み合わせを探してみようか」

と声をかけてみてください。

「あと少しで分かりそう」という時間こそが、

考える力を育てます。

「勉強しなさい」ではなかなか動かなくても、

「この数字で10作れる?」なら、

遊び感覚で計算し、考え、工夫し、確かめるという

一連のプロセスを自然に体験できます。

算数・数学は「答えを出すゲーム」ではない

算数・数学が得意な子は、ただ計算が速いだけではありません。

「この問題は、どう考えればいい?」

「別の方法はない?」

「この答えで本当にいい?」

と考えています。

ナンバープレートの4つの数字も、ただの数字ではありません。

見方を少し変えるだけで、小さな算数・数学の問題になります。

今日、車に乗ったとき。

もし数字が目に入ったら、

「この4つの数字で10を作れるかな?」と考えてみてください。

答えがすぐに出なくても大丈夫です。

大切なのは、「どうすればできる?」と考えること。

算数の力は、机の前だけで育つものではありません。

日常の中にある数字を、「考える材料」に変えること。

それも、算数を好きになるための一つの方法です。

そして、分からない問題に出会ったときにも、

「できない」で終わらず、「どうすればできる?」と考えられるようになる。

そんな小さな「考える習慣」を、毎日の生活の中で育てていきたいものです。

歩実塾では、「勉強ができない」という結果だけを見るのではなく、

どこでつまずいているのかを分解して考えることを大切にしています。

そこから、考える力は少しずつ育っていきます。

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岡山県倉敷市北畝2-3-45

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