こんにちは、倉敷市北畝の歩実塾です。
「またケアレスミスしてる……」
「この点数で大丈夫かな?」
小学生のお子さんが学校からテストを持ち帰ってくると、
点数を見て不安になる保護者の方も多いのではないでしょうか。
でも、テストの点数が悪かったときに、
まず考えてほしいのは「何点だったか」より「なぜ間違えたのか」です。
点数は、子どもの現在地を教えてくれる大切なサイン。
間違い方を分析すれば、次の勉強につなげることができます。
小学生のテストは通知表にも関係する
小学校の通知表では、現在、基本的に次の3つの観点から学習状況が評価されています。
・知識・技能……言葉や漢字、計算などを正しく身につけているか
・思考・判断・表現……学んだことを使って考え、表現できるか
・主体的に学習に取り組む態度……粘り強く取り組み、学習を振り返って改善しようとしているか
このうち、特に「知識・技能」や「思考・判断・表現」の項目は、
日々の単元テストの点数が色濃く反映されます。
なお、通知表はテストの点数だけで100%決まるわけではなく、
宿題やワークの提出状況、
授業中の発表や小テスト、
図工や体育では実技の様子も「3つの観点」に振り分けられ、
単元テストの点数と合算されて最終的な評価が決定します。
ですから、点数だけを見て一喜一憂するより、
テストを「次に何を勉強すればよいかを教えてくれる教材」と考えることが大切です。
まず「間違い方」を3つに分けよう
テストが返ってきたら、間違えた問題を次の3つに分類してみましょう。
・ケアレスミス:わかっていたのに、書き間違いや読み飛ばしで間違えたなどのケース
・理解不足:解き方や言葉の意味をそもそも理解していなかったケース
・時間切れ:解き方はわかっていたが、時間が足りなくて空欄になったケース
このように原因を分けると、
次の単元テストでは何に気をつければいいのかという対策が明確になります。
間違いの原因によって、対策は変わる
ケアレスミスでの減点は避けたいものです。
小学生によくある単元テストにおける
「3大ケアレスミス」を知り、対策しましょう。
・単位や記号の書き忘れ
「cm」を付け忘れたり、
記号で答えるべきところを言葉で書いたりするなど
・設問の読み間違い
「あてはまらないものを選べ」なのに、あてはまるものを選ぶなど
・問題の解き忘れ
裏面があったことに気づかなかったり、
1だけ解いて2を飛ばしたりするなど
保護者のかたは「本当は解けたはずの問題」が
どこにあるかを一緒に探し、
「次はここをチェックしようね」
と優しく声をかけてあげてください。
時間切れなら「時間を意識して解く」
時間が足りなかった子には、
普段の家庭学習でも時間を意識する練習が役立ちます。
例えば、
「この計算問題を5分でやってみよう」
「このページを10分で終わらせよう」
というように、タイマーを使ってみましょう。
また、難しい問題に時間を使いすぎないことも大切です。
「分からない問題はいったん飛ばして、できる問題から解く」
という習慣も身につけていきましょう。
テストが返ってきたら「もう一度解く」
テスト直しで最も大切なのは、
間違えた問題を自力でもう一度解くことです。
解説を読んで「分かった!」と思っていても、
自分で解いてみるとできないことがあります。
だからこそ、
①間違いを確認する
↓
②原因を考える
↓
③教科書などで確認する
↓
④答えを隠してもう一度解く
という流れを作りましょう。
できなかった問題ができるようになれば、
そのテストは「悪い点数だったテスト」ではなく、
「次の学力につながったテスト」になります。
保護者がかけたい言葉、避けたい言葉
テストを見て、
「なんでこんな点数なの?」
「ちゃんと勉強したの?」
と叱りたくなる気持ちも分かります。
しかし、点数だけを責めると、
子どもが「次はテストを隠そう」と考えてしまうこともあります。
そんなときは、
「どこで間違えたのかな?」
「これは分かっていたのに間違えたのかな?」
「次はどうしたら取れそう?」
と聞いてみましょう。
親子で一緒に「間違いの原因」を探すのです。
歩実塾から:悪い点数は「復習のサイン」
小学生のテストで点数が悪かったとき、
最も大切なのは、点数だけを見て落ち込んだり、
子どもを叱ったりすることではありません。
「どこで間違えたのか」
「なぜ間違えたのか」
「次はどうすればできるのか」
を考えることです。
テストの点数が悪かったとしても、それは「もうダメ」という結果ではありません。
むしろ、今のうちに苦手なところを発見できたということ。
「ここを復習すれば、次はもっとできる」
というサインとして、テストを活用していきましょう。
そして、保護者の方にできる一番のサポートは、
点数を責めることではなく、
子どもと一緒に「次にできること」を見つけてあげることです。