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こんにちは、歩実塾倉敷北畝校です。

突然ですが、皆さんは「論語(ろんご)」を知っていますか?

論語は、今から約2500年前の中国の思想家・孔子(こうし)と、その弟子たちとの言葉や対話をまとめた書物です。

「2500年前の言葉なんて、今の子どもたちには関係ないのでは?」

そう思うかもしれません。

ところが、論語には今の時代にもそのまま通じる言葉がたくさんあります。

勉強のこと。

友達との関係。

人との接し方。

そして、困っている人をどう助けるか。

今回は、その中から一つの言葉を取り上げてみたいと思います。

「己所不欲、勿施於人」

論語には、こんな言葉があります。

「己所不欲、勿施於人」

読み方は、

「己の欲せざる所、人に施すこと勿れ」

です。

少し難しいですね。

現代の言葉にすると、

「自分がされたくないことを、人にしてはいけない」

という意味です。

とてもシンプルな言葉です。

でも、実際の生活の中で考えてみると、意外と難しいことでもあります。

自分だったら、どう感じるだろう?

例えば、友達からみんなの前でからかわれたとします。

自分がされたら、嫌な気持ちになりますよね。

では、自分が誰かをからかおうとしたとき、

「これを自分がされたら、どんな気持ちになるだろう?」

と一度考えてみる。

それだけで、行動は変わるかもしれません。

学校生活でも同じです。

誰かが失敗したときに笑うのか。

それとも、

「大丈夫?」

と声をかけるのか。

誰かが問題を解けずに困っているとき、

「そんなの簡単じゃん」

と言うのか。

それとも、

「ここ、一緒に考えてみようか」

と言えるのか。

小さな違いですが、相手にとっては大きな違いになります。

勉強にも「助け合い」がある

学習塾という場所は、勉強をするところです。

ですから、もちろん「成績を上げること」は大切です。

問題が解けるようになること。

テストで点数を取れるようになること。

志望校に合格すること。

これらは、学習塾として大切な目標です。

しかし、勉強にはもう一つ大切なことがあります。

「分からないときに、助けを求められること」

そして、

「分からない人がいたら、助けてあげられること」

です。

勉強をしていると、誰でも分からない問題に出会います。

何度考えても解けない。

説明を読んでも分からない。

答えを見ても、なぜそうなるのか分からない。

そんなことは、決して珍しいことではありません。

むしろ、勉強をしていれば当たり前にあります。

だからこそ、

「分からないのは恥ずかしいことではない」

と考えてほしいのです。

「分からない」と言える教室

歩実塾では、子どもたちが安心して

「先生、ここが分かりません」

と言えることを大切にしています。

分からないことをそのままにしてしまうより、

「ここが分からない」

と自分で気づくことのほうが、学習においては大切な一歩になるからです。

そして、誰かが困っているときには、

「教えてあげる」

ということも大切です。

もちろん、答えをそのまま教えてしまうのではありません。

「どこまで分かっている?」

「ここまでは合っているよ」

「もう一度、問題を読んでみよう」

そんなふうに、一緒に考えることも立派な助け合いです。

「自分がされてうれしいこと」も考えてみる

「己の欲せざる所、人に施すこと勿れ」

という言葉は、

「嫌なことをしない」

だけの話ではありません。

その反対側には、

「自分がしてもらってうれしかったことを、今度は誰かにしてみる」

という考え方もあるのではないでしょうか。

分からない問題を一緒に考えてもらった。

失敗したときに励ましてもらった。

落ち込んでいるときに声をかけてもらった。

そんな経験があれば、今度は自分が誰かに返してみる。

そうやって、人から人へ優しさがつながっていくのだと思います。

勉強は「自分だけのもの」ではない

勉強というと、

「自分の成績を上げるため」

「自分が合格するため」

というイメージが強いかもしれません。

もちろん、それは大切です。

でも、学ぶ力がついてくると、

「自分ができるようになったことを、誰かのためにも使える」

ようになります。

自分が理解できた問題を、友達に分かりやすく説明する。

困っている人に声をかける。

一緒に考える。

そうした経験もまた、学びの一つです。

人に説明することで、自分自身の理解が深まることもあります。

つまり、

助けることが、自分の学びにもつながる。

そんな循環が、教室の中に生まれれば素敵だと思います。

2500年前の言葉を、今の子どもたちへ

論語が生まれたのは、今から約2500年前です。

スマートフォンもありません。

インターネットもありません。

もちろん、学校のタブレットもありません。

それでも、

「人はどう生きるのか」

「人とどう関わるのか」

という問いは、今も昔も変わりません。

だからこそ、論語の言葉は今でも私たちの心に残るのかもしれません。

「己の欲せざる所、人に施すこと勿れ。」

自分がされて嫌なことは、人にもしない。

困っている人がいたら、自分だったらどうしてほしいかを考えてみる。

そして、自分がしてもらってうれしかったことを、今度は誰かに返してみる。

勉強でも、人との関わりでも、

「相手の立場になって考える」

ことは、とても大切な力です。

歩実塾では、勉強を教えるだけではなく、

「自分で考え、人と関わり、誰かの力になれる人」

になってほしいと考えています。

今日、もし誰かが困っていたら、

「大丈夫?」

と声をかけてみる。

それだけでもいいのではないでしょうか。

2500年前の孔子の言葉を、今日の生活の中で一つ実践してみる。

そんな小さな一歩から、やさしさや助け合いは始まるのだと思います。

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岡山県倉敷市北畝2-3-45

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