映画館で、ふと感じたこと。
先日、映画を見に行きました。
内容にも満足して、良い時間を過ごせたのですが、帰り際に、少し気になる光景がありました。
座席の周りに、ゴミが散らかったまま残されている。
ポップコーンの容器、紙コップ、包み紙。
そのまま席を立って帰っていく人たちがいました。
実は、これ、毎回のことなんです。
今回が、初めてではありません。
映画館に行くたびに、似たような光景を見かけます。
もちろん、きちんとゴミを持って帰る人、まとめて片付けてくれる人もいます。
ただ、その一方で、後の人のことを考えずに、散らかしたまま立ち去る人が、増えてきているように感じます。
ワールドカップでの光景と、つい比べてしまう。
少し前に、ワールドカップでの日本サポーターの清掃活動について書きました。
スタジアムを、来たときよりもきれいにして帰る。
その姿が、世界中から称賛されました。
あの記事を書いた直後に、この映画館での光景を見て、正直、複雑な気持ちになりました。
同じ日本人なのに、場所によって、こんなに違うものなのか、と。
これは、教育の影響もあるのではないか。
誰もいないところでも、誰かのことを思って行動できるかどうか。
これは、技術や知識とは別の、「心の育ち方」だと思います。
小さい頃から、「使った場所は、次の人のために整える」という経験を、どれだけ重ねてきたか。
家庭で、学校で、地域で。
そうした積み重ねがあるかどうかで、大人になってからの行動が、大きく変わってくるのだと思います。
歩実塾でも、伝えていきたいこと。
勉強を教えることも、もちろん大切な仕事です。
でも、それと同じくらい、「人として、どう在るか」を伝えることも、私たちの役割だと思っています。
誰も見ていない場所でも、誰かのことを思って行動できる。
そんな子供たちを、これからも育てていきたいと、改めて感じました。
歩実塾 倉敷北畝校 塾長 瀧