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「社会は暗記すれば大丈夫」が、一番もったいない理由

用語は覚えているのに、テストになると点が取れない。

社会の「わからない」は、暗記量では解決しません。

「社会は覚えるだけの科目だから、

直前に詰め込めば何とかなる」

——そう思っている保護者の方、実は少なくありません。

ですが、この発想こそが、

社会の点数が伸び悩む一番の原因になっていることがあります。


「覚えた」のに「わからない」、その理由

地名や人物名、年号といった用語は、

ノートに書いて繰り返せば覚えられます。

実際、多くの子はテスト直前の一夜漬けで、

ある程度の用語を頭に入れることができます。

ところが、最近の社会のテストは

「○○を答えなさい」という一問一答型だけでなく、

「なぜそうなったのか」

「資料から読み取れることは何か」

を問う問題が増えています。

用語を知っていることと、

その用語が出来事や仕組みの中でどう関係しているかを

説明できることは、まったく別の力です。


よくある声

「漢字も地名もしっかり覚えているはずなのに、

記述問題になると白紙のまま……。

暗記はできているのに、何が足りないのか分からなくて困っています」


社会の「わからない」が隠れやすい3つの場所

①言葉は知っているが、つながりを知らない

「促成栽培」という言葉は言えても、

なぜその地域でその栽培方法が選ばれたのか

という理由までは説明できない状態です。

②地図・資料を読む力

グラフや地図から情報を読み取る問題は、

暗記では太刀打ちできません。

読み取り方そのものに慣れていないことが多いです。

③覚えたことを使う場面がない

覚えた用語を

「説明する」

「比べる」

「理由を言う」

という形で使う機会がないまま、

知識が点として散らばっています。


家庭でできる、社会の「もう一回だけやってみよう」

社会も、

他の科目と同じく

「もう一度立ち止まる」ことで力がつきます。

ただし、ここで見直すべきは用語そのものではなく、

「つながり」と「理由」です。

1回目 「なぜ?」を聞いてみる

用語を答えられたら、

「それはどうして?」と一言添える。

説明に詰まる部分が、

本当のわからないポイントです。

2回目 数日後、「あの理由、もう一回だけ説明してみよう」

詰まった部分だけ、

もう一度言葉にしてもらう。

教科書やノートを見ながらでも構いません。

3回目 別の資料や事例で、同じ説明ができるか試す

同じ理屈が別の単元にも使えるか確認する。

これができると、

暗記が本当の理解に変わります。

社会は「覚える科目」ではなく、

「つながりを理解する科目」です。

用語の暗記はあくまで入り口であり、

ゴールではありません。

「なぜ?」を一言添える習慣だけで、

お子さんの社会への向き合い方は大きく変わっていきます。


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歩実塾 倉敷北畝校 塾長 瀧

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