ノートは「4色」あれば十分です
〜 黒・赤・青・黄色マーカーの使い方と、色をたくさん使いたい人へ 〜
「ノートって、何色使えばいいですか?」
生徒からよくこんな質問を受けます。
レイアウトとか、階層とか、難しいことは一旦置いておいて、
今日は「4本のペンが持つ効果」だけに絞って話します。
黒・赤・青・黄色マーカー。
この4色さえあれば、脳が自然と情報を整理してくれるようになります。
黒えんぴつ・黒ボールペン ― すべてのベース
問題の解答、授業のメモ、とにかく書くことはすべて黒から始めます。
えんぴつでもシャープペンでもかまいませんが、
ボールペンは摩擦が少なく手が疲れにくいので、
書くスピードが上がるという利点があります。
迷わずガシガシ書いていきましょう。
赤えんぴつ・赤ボールペン ― 「最重要」だけに使う王様
赤は、人間の脳が最も強く反応する「警告の色」です。
だから乱発してはいけない。
赤だらけのノートは、脳が「どこが大事かわからない」と混乱します。
使い方はシンプルです。
「テスト直前にここだけは見ろ!」という部分だけ。
最重要キーワード、絶対に覚えたい公式、そこだけに限定する。
赤は、絞れば絞るほど効きます。
青えんぴつ・青ボールペン ― 間違いと向き合う「直しの色」
青色には、気持ちを落ち着かせ、記憶力を高める効果があることが
科学的に証明されています。
歩実塾でも、間違えた問題の解き直しには青ペンを使うよう指導しています。
間違えた答え。
なぜ間違えたのかのメモ(計算ミス、勘違いなど)。
これを黒の中に青で書き込んでいくと、
自分の「弱点(伸びしろ)」だけが冷静に浮き上がってきます。
青ペンは、自分と冷静に向き合うための色です。
黄色ラインマーカー ― 「条件の見落とし」を防ぐライト
マーカーは文字を書くためのものではありません。
「すでに書いてある文字を光らせる」ための道具です。
黄色は、背景として文字を邪魔しない色です。
たくさんの色の中でも、最も「検索性を高める」効果があります。
使い方はひとつだけ。
問題文の中にある「大切な条件」に引く。
数学の「自然数とする」、英語の「適当でないものを」……
解く前にここを光らせておくだけで、
ケアレスミスが劇的に減ります。
4色の役割、まとめ
黒 = 緊張感を持って「解く」
赤 = 命の次に大事な「超重要キーワード」
青 = 冷静に自分と向き合う「間違えた理由・直し」
黄色マーカー = 罠に引っかからないための「問題文の条件」
ペンのキャップを開けるとき、このイメージだけ持っておいてください。
難しいルールは、いりません。
色をたくさん使いたい人へ
「ノートをカラフルに、可愛く仕上げたい!」
そういう気持ち、よくわかります。
お気に入りのペンを並べてノートを書くのって、それだけで楽しいですよね。
だから否定はしません。
ただ、ひとつだけお願いがあります。
「文字を書くペン」は、4色を基本にしてください。
その代わり、「枠線」「タイトル」「イラスト」「飾り付け」には
大好きな色をいっぱい使っていい。
パステルカラーやマイルドライナーは、
文字の邪魔をせず、ノートを一気に華やかにしてくれます。
タイトルをピンクや紫で可愛くデコったり、
ハートや星のふせんに先生の雑談をメモして貼ったり、
1ページ書き終わったら隅にシールを貼ったり。
そういう工夫が、ノートを開くのが楽しみになる理由になります。
「勉強の部分はシンプルに、飾りの部分は自由に。」
そのバランスが、続けられるノートを作るコツだと思います。
ノートの書き方や勉強法についてのご相談は、歩実塾(倉敷市北畝)へお気軽にどうぞ。