学校に行けない日が続いている。でも、勉強は続けられる。
朝になると体が動かない。 教室に入れない。 友達の目が怖い。 理由はうまく説明できないけれど、学校へ行くことができない——。 そういう状態のお子さんと、毎朝向き合っている保護者の方は、多くのことを一度に抱えています。 「このまま勉強が遅れてしまうのではないか」 「内申点はどうなるのか」 「高校には行けるのか」 このページでは、不登校の状態にある中学生・高校生の保護者の方に向けて、塾での学習が「出席扱い」になる制度の概要と、歩実塾でどのような対応ができるかをお伝えします。 最初にお伝えしたいのは、
学校に行けない状態でも、勉強を続ける方法はある
ということです。
「出席扱い制度」とは何か
文部科学省は、不登校の児童生徒が学校外の施設で学習した場合に、一定の条件のもとで「出席」として認めることができると通知しています(1992年通知、および2019年通知)
つまり、塾・フリースクール・自宅でのICT学習など、学校以外の場所での学習であっても、
学校長が認めれば出席日数にカウントされる可能性があります。
これは「学校に行けない=不利になる一方」ではなく、学校外でも学びを続けることが評価される仕組みです。
出席扱いになるための主な条件
文科省の通知をもとにすると、出席扱いとして認められるためには、おおむね次の条件を満たすことが必要とされています。
- 保護者と学校(校長)が連携・合意していること保護者が学校に相談し、校長が学校外の学習を「出席扱い」として認める判断をすることが前提です。塾側だけで手続きできるものではなく、学校との合意が必要です。
- 学習の記録が学校に提出されることどのような内容を学習したか、どのくらいの時間取り組んだかを記録し、学校に定期的に報告することが求められます。
- 学習内容が教育課程に準じていること塾での学習が、学校の教科・単元に対応した内容であることが条件になります。
- 本人の自立・学校復帰に資すると認められること本人の状況に応じて、学校復帰や社会的自立につながる学習であることが必要です。
大切なこと:出席扱いは「自動的に認められる」ものではない
ここで必ず知っておいていただきたいのは、上記の条件を満たせば必ず出席扱いになる、というわけではないことです。 出席扱いの最終的な判断は、
各学校の校長に委ねられています。
同じ市内でも、学校によって対応が異なる場合があります。 「塾に通えば必ず出席扱いになる」という保証はなく、事前に学校と丁寧に話し合うことが必要です。 焦らず、まず担任の先生や学校のスクールカウンセラーに相談することから始めてください。
歩実塾でできること
歩実塾では、不登校の状態にあるお子さんの学習を、個別指導の形でサポートしています。
時間帯も、他の生徒が塾に来る前等に設定して配慮しています。
学習記録の作成・提出サポート
出席扱いの申請に必要な学習記録の作成を、保護者の方と一緒に整えるサポートができます。 学習した日時・単元・内容を記録し、学校への提出資料としてまとめることが可能です。
学校との連携
保護者の方を通じて、担任の先生・学校側との情報共有をサポートします。 歩実塾から直接学校に連絡するケースもあります。
本人のペースに合わせた学習
不登校の状態にある生徒は、学習の遅れだけでなく、自己肯定感の低下や「どうせできない」という気持ちを抱えていることが少なくありません。 歩実塾の個別指導では、まず「できることから始める」ことを大切にしています。 今の状態を責めず、本人のペースで少しずつ進めていきます。
週1回・短時間からのスタート
「毎週決まった時間に来られるか不安」という場合でも、週1回・1時間からのスタートに対応しています。 通塾が難しい時期は、保護者の方との連絡を密に取りながら、無理のない形で継続できる方法を一緒に考えます。
保護者の方が最初に取るべきステップ
「うちの子、出席扱いにできるか確認したい」という場合の、最初のステップをまとめます。
- 学校(担任・スクールカウンセラー)に相談するまず、現在の状況と「出席扱い制度について相談したい」という意向を、学校側に伝えます。担任の先生から校長への相談につないでもらえます。
- 学校と出席扱いの条件・方法を確認する学校側から「どのような記録が必要か」「どの程度の学習が求められるか」を確認します。学校によって求める内容が異なるため、この確認が最重要です。
- 塾に相談する学校側の条件が確認できたら、塾に「出席扱いを前提とした学習サポートが可能か」を相談します。歩実塾では、この段階で保護者の方と面談を行い、具体的な対応方法を一緒に検討します。
- 学習スタート・記録の共有学習を始めながら、定期的に記録を学校に報告します。
「勉強だけが全てではない」けれど、「勉強できる環境」は守りたい
不登校の状態にあるとき、お子さん本人が一番苦しんでいます。 「行きたいのに行けない」「なぜ自分だけ」という気持ちを抱えながら、それでも毎日を過ごしています。 その状態で「勉強しなさい」と追い立てることは、歩実塾では行いません。 ただ、
学ぶ機会・学ぶ場所が確保されていることは、後になって本人の選択肢を守ります。
高校進学・その先の進路の幅を残しておくために、できる範囲で学習を続けることは、本人にとって大切なことです。 「今すぐ成績を上げる」ではなく、
「今の状態でも続けられる学習の形を作る」
ことを、歩実塾は一緒に考えます。
まとめ
- 学校外の塾での学習が「出席扱い」になる制度が文科省の通知に存在する
- 出席扱いの判断は各学校の校長に委ねられており、事前の学校との合意が必要
- まずは学校(担任・スクールカウンセラー)への相談が最初のステップ
- 歩実塾では学習記録の作成・学校との連携サポートが可能
- 本人のペース・状況に合わせた週1回からのスタートに対応
ご相談・体験授業のご案内
「まず話だけ聞いてほしい」という段階でも構いません。 お子さんの現在の状況と、保護者の方が感じている不安を、まずお聞かせください。 出席扱いの手続きについても、わかる範囲でご説明します。
歩実塾(倉敷市北畝)
対象:小学生・中学生・高校生 体験授業・初回相談:無料 まずはお気軽にお問い合わせください。
歩実塾 倉敷北畝校 塾長 瀧