「わからない」を放置すると何が起きるのか――積み上げ教科の怖さと、つまずきを解消する方法
「急に数学がわからなくなった」は、本当に急ではない
「中2になってから急に数学がわからなくなった」 「英語が急に難しくなった気がする」 ——こういった相談を、保護者の方からよくいただきます。 でも実際には、急にわからなくなったのではありません。 「わからないまま次に進んだ」ことが積み重なり、ある時点で一気に表面化しただけです。 たとえるなら、建物の土台にひびが入ったまま上の階を積み上げていくようなもの。 土台がもろければ、いつか必ず上が崩れます。 そしてそのひびは、崩れるまで外からは見えにくい。 このページでは、「わからないの放置」がどのように成績に影響するのか、そして歩実塾がどうやってそのつまずきを見つけ、解消するかを説明します。
なぜ「積み上げ教科」では放置が特に危険なのか
学校の教科には大きく2種類あります。 単元がある程度独立している教科(社会・理科の一部など)と、前の内容がわかっていないと次が理解できない教科です。 後者の代表が、
数学と英語です。
数学の例
小学校の分数の計算が曖昧なまま中学に入ると、文字式・方程式でつまずきます。 方程式があやふやなまま進むと、連立方程式・関数・証明と、ほぼすべての単元に影響します。 「中2で急に数学がわからなくなった」と感じる生徒の多くは、実は小学校高学年か中1のどこかに、放置されたままの穴があります。
英語の例
アルファベット・ローマ字・品詞の概念が定着していないまま進むと、単語を覚えても文法が使えません。 文法がわからなければ長文読解はほぼ不可能です。 英語も、前の単元の理解が次の単元の土台になる典型的な積み上げ教科です。
「なんとなくわかった」が一番やっかいな状態
わからないまま放置してしまう背景には、「なんとなくわかった気がした」という感覚があることが多いです。 授業中に先生の説明を聞いて「ああ、そういうことか」と思う。 でも自分で解こうとすると手が止まる——この状態が最もやっかいです。 「わかった気がしている」ので、生徒自身も保護者も「ここが穴になっている」と気づきにくい。 テストで点が取れなかったとき、「ケアレスミス」「もう少し勉強すればよかった」で片付けてしまいがちです。 でも問題の本質は、「わかった気」になっているだけで「自力で解ける」状態になっていないことにあります。
放置が続くと「勉強が嫌い」になる
わからないまま進み続けると、授業についていけなくなります。 授業中に黒板を見ても何が書いてあるかわからない。 問題を開いてもどこから手をつけていいかわからない。 そういう状態が続くと、勉強そのものへの苦手意識・拒否感が生まれます。 「数学が嫌い」「英語は無理」という感覚の多くは、才能や向き不向きではなく、放置されたつまずきが積み重なった結果です。 逆に言えば、
つまずきを正しく解消すれば、苦手意識はなくなります。
歩実塾では、これを何度も目の当たりにしてきました。
歩実塾がつまずきを見つける方法
歩実塾では、入塾時と授業の中で、生徒のつまずきの場所を具体的に特定します。
入塾時の確認
最初の面談・体験授業~入塾初期の授業で、現在の学年の内容だけでなく、前の学年・前の単元の理解度を確認します。 「今の成績が悪い原因がどこにあるか」を探すためです。 たとえば中3生が来塾しても、つまずきが中1の方程式にあると判断すれば、そこから指導を始めます。
授業中の「印」のルール
歩実塾では、問題を解くときに間違えた問題・自信がない問題に印をつけるルールを徹底しています。 印がついた問題は、解説を受けたあとでもう一度自力で解き直します。 そこで解けたら印を外す。まだ解けなければ印を残す。 この繰り返しによって、「なんとなくわかった」をなくし、「自力で解ける」状態まで持っていきます。
単元ごとの小テスト
ひとつの単元が終わったら、歩実塾では必ず小テストを実施します。 正答率が80%を超えたら次の単元へ。超えていなければ、もう一度その単元に戻ります。 「わかったことにして先に進む」ことを、この仕組みで防いでいます。
キミのわからないを、置き去りにしない
集団授業では、授業の進度はクラス全員で共有されます。 「先生、もう一度説明してほしい」と言いにくい雰囲気の中で、わからないまま次の単元に流れていく——こういうことが繰り返されると、穴はどんどん広がっていきます。 歩実塾は完全個別指導なので、生徒ひとりひとりのペースに合わせて進みます。 わからない部分が出たら、そこで立ち止まる。 理解できるまで、別のアプローチで説明する。 先の単元より今の穴を埋めることを優先する。
「キミのわからないを置き去りにしない」
——この考え方が、歩実塾の指導の根本にあります。
「今さら戻るのは恥ずかしい」は不要な感情です
つまずきを解消しようとすると、「今さら中1の内容をやり直すの?」と感じる生徒がいます。 でも、土台を固めることは「後退」ではありません。 むしろ、
先に進むための最短ルートです。
歩実塾では、どの学年のどの単元からでも、必要なところから指導します。 それを恥ずかしいと感じさせない個別の環境があります。
まとめ:「わからない」はすぐ解消することが、成績への最短ルート
- 「急にわからなくなった」は、放置が積み重なって表面化しただけ
- 数学・英語は積み上げ教科——前の穴がそのまま上に響く
- 「わかった気」と「自力で解ける」は別物
- 放置が続くと、苦手意識・勉強嫌いが生まれる
- 歩実塾は入塾時からつまずきの場所を特定し、そこから指導を始める
「うちの子、どこでつまずいているんだろう」と感じている保護者の方は、ぜひ一度、まずは無料体験授業でお話をお聞かせください。
体験授業のご案内
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歩実塾 倉敷北畝校 塾長 瀧