便利な時代に、なぜ集中力が落ちるのか
― 刺激の強い世界の中で ―
今の時代は、
とても便利になりました。
スマホを開けば、
すぐに動画が見られる。
ゲームもできる。
SNSもある。
楽しいものが、
いつでも手の中にあります。
しかし、
塾で子どもたちを見ていると
感じることがあります。
「集中が続かない」
少し勉強すると、
すぐに気がそれてしまう。
「疲れた」
「ちょっと休憩」
そんな声も
よく聞くようになりました。
昔の子どもたちが
特別だったわけではありません。
ただ、
今は
刺激が強いものが多すぎる
のかもしれません。
動画は
数秒ごとに画面が変わります。
ゲームは
次々と楽しい仕掛けがあります。
SNSは
次々と新しい情報が流れてきます。
人間の脳は、
そうした強い刺激に慣れてしまうと
静かな時間に
耐えにくくなります。
勉強は、
とても静かな作業です。
すぐに楽しいことが
起きるわけではありません。
問題を読んで、
考えて、
少しずつ理解していく。
時間もかかります。
だからこそ、
集中力は
練習するもの
なのだと思います。
スポーツと同じです。
最初から
長く集中できる人はいません。
少しずつ、
続けていく中で
集中する力が
育っていきます。
塾でもよく
子どもたちに話します。
「最初は30分でもいい」
少しずつ、
集中する時間を伸ばしていこう。
そう伝えています。
便利な時代。
楽しいものも
たくさんあります。
それ自体は
悪いことではありません。
でもその中で、
静かな時間。
考える時間。
そんな時間も
大切にしていきたいと思います。
集中力は、
すぐに身につくものではありません。
毎日の積み重ねの中で、
少しずつ育っていくものです。
子どもたちが
静かに机に向かい、
自分の力で考える時間。
そんな時間を
これからも大切にしながら、
今日も塾で
子どもたちと向き合っていきます。す。