SNSの言葉は、なぜ強くなるのか
― 見えない相手への言葉 ―
最近は、
子どもたちもSNSを使う時代になりました。
友達と連絡を取ったり、
写真を見たり、
動画を見たり。
生活の一部になっています。
とても便利なものですが、
その一方で
言葉のトラブルも
増えているように感じます。
SNSの世界では、
時々とても強い言葉が
飛び交っています。
現実では言わないような言葉が、
平気で書かれていることもあります。
なぜ、
そんなことが起きるのでしょうか。
それは、
相手の顔が見えないから
なのかもしれません。
人は、
目の前に相手がいると
自然と気をつかいます。
相手の表情を見て、
声の調子を聞いて、
言葉を選びながら
話をしています。
でもSNSでは、
相手の顔が見えません。
表情も分かりません。
だから、
言葉だけが
強くなってしまうことがあります。
子どもたちに
時々こう話すことがあります。
「もしその言葉を、
目の前で言える?」
と。
ほとんどの子が
少し考えてから
「言えないかも…」
と答えます。
言葉には、
力があります。
人を励ます力もあれば、
人を傷つける力もあります。
そしてその力は、
SNSの中でも
現実と同じように
働いています。
昔から
言葉は人を表す
と言われます。
どんな言葉を使うのか。
それは
その人の人柄にも
つながっていきます。
スポーツの世界でも、
本当に素晴らしい選手ほど
言葉がきれいです。
相手を尊重し、
仲間を大切にする。
そんな言葉を
自然と使っています。
勉強も大切ですが、
人として
どんな言葉を使うのか。
それも
とても大切なことだと思います。
SNSは
これからも
なくなることはありません。
だからこそ、
その中でも
人としての大切なことを
忘れないでいてほしい。
そんなことを
子どもたちに
伝えていけたらと思っています。