「平均点より下」だけで、塾を決める必要はありません
こんにちは、倉敷市北畝の歩実塾です。
「うちの子、テストが平均点より少し下だったんです。やっぱり塾に行った方がいいでしょうか……?」
学校のテストで平均点が65点のとき、我が子が58点だったら。
「ものすごく悪いわけじゃないけれど、このままで大丈夫なのかな」と心配になりますよね。
結論から言うと、「平均点より下」だからといって、必ずしもすぐ塾に通う必要はありません。
本当に見るべきなのは、点数そのものよりも「なぜその点数になったのか」という中身です。
「平均点より下」でも心配しすぎなくていい場合
同じ「60点」でも、原因によって対策はまったく異なります。
次のようなタイプのお子さんなら、焦って塾を探さなくて大丈夫です。
・普段から自分で机に向かう習慣がある
・間違えた問題の解説を見れば「あ、ここで計算ミスしたんだ」と自分で納得できる
・「次は解き直しをちゃんとする」と改善点が自分で分かっている
重要なのは「自分の勉強法を自分で修正できるかどうか」です。
このタイプのお子さんは、家庭学習のやり方を少し整えるだけで点数は上がっていきます。
逆に、平均点より少し下でも塾を考えた方がいい場合
一方で、平均点より少し下でも早めに塾などのサポートを考えた方がよいのは、次のような場合です。
・「毎日勉強しているのに」なぜか点数が上がらない
・どこが分からないのか、本人にも原因が分からない
・テスト前になにを勉強すればいいか分からない
・解き直しをしても、次もまったく同じ間違いをする
こうした状況で「努力不足だ」と叱ってしまうのは逆効果です。
頑張っていないのではなく、「勉強のやり方・手順」が間違っている可能性が高いからです。
「分かった」と「一人で解ける」の大きな違い
成績が伸び悩む子の多くは、「勉強のやり方」に壁があります。
授業や解説を聞いて「分かった」気になることと、
テストで「一人で解ける」ことの間には大きな差があります。
この「自力で解く」プロセスを家庭で作れていない場合は、
学習管理をしてくれる塾などの環境を頼るのが近道です。
目標は「平均点」ではなく「前回の自分」
保護者の方はつい「まずは平均点を超えてほしい」と考えがちですが、
大切なのは前回の自分からの成長です。
・前回:52点
・今回:58点
平均点には届いていなくても、「6点分、自分の力で解ける問題が増えた」という立派な成長です。
最初から80点を目指すのではなく、58点→64点→72点と、一歩ずつ自分の課題を潰していけば問題ありません。
「困ってから」ではなく「困らないため」に
塾は「成績が壊滅的になってから駆け込む場所」ではありません。
「勉強のやり方を知りたい」
「家だと集中できない」
という子が、これから困らないために利用する場所です。
まずは今回のテスト用紙を開き、
「どの問題を、なぜ間違えたのか」
をご家庭で一緒に確認してみてください。
「計算ミスが多い」
「英単語の暗記が足りない」など、
原因さえ特定できれば、対策はいくらでも立てられます。
平均点より少し下にいるということは、
少しの工夫で大きく伸びる可能性を秘めているということです。
ただし、「本人の気持ち」も大切です
保護者の方が、「塾に行かせた方がいい」と思っていても、
本人が、「絶対に行きたくない」ということもあります。
その場合は、いきなり入塾を決めるのではなく、
「何が嫌なの?」
「勉強で困っていることはある?」
「どの教科が一番苦手?」
と話を聞いてみてください。
もしかすると、「塾が嫌」なのではなく、
「分からないところを人に見られるのが嫌」なのかもしれません。
あるいは、
「勉強の仕方が分からない」
だけかもしれません。
子どもの気持ちを知ることも、最初の一歩です。
塾に行くかどうかより、大切なこと
結局、「平均点より少し下なら、塾に行くべきですか?」という質問に対する答えは、
「点数だけでは判断できません」です。
大切なのは、「今、何につまずいているのか?」
そして、「一人で勉強方法を修正できるのか?」です。
一人でできるなら、家庭学習を見直す。
一人では難しいなら、塾などのサポートを利用する。
大切なのは、その子に合った方法を見つけること。
歩実塾は、ただ「勉強時間を増やそう」と言うだけではありません。
どこでつまずいているのかを一緒に見つけ、
「分からない」→「分かる」→「できる」へ変えていくことを大切にしています。
平均点より少し下。
それは、「もうダメ」という数字ではありません。
ここから変えていけばいい。
その一歩を、歩実塾は一緒に考えます。
キミの「わからない」を置き去りにしない。