親ができる具体的なサポート
こんにちは、倉敷市北畝の歩実塾です。
「うちの子、なかなか勉強が続かなくて…」と悩む保護者の方は多いのではないでしょうか。
小学生のうちは、正しい勉強のやり方を身につける大切な時期です。
しかし、小学生は定期テストがないため、
勉強へのモチベーションが生まれにくいという特徴があります。
今回は、勉強できない小学生に対して、親ができる具体的なサポート方法を解説します。
家庭でできる具体指導:4つのステップ
STEP1:「短時間×毎日」で学習の型を作る
小学生には、長時間の勉強よりも
「短時間を毎日続ける」スタイルのほうが合っています。
まずは10分だけ机に向かう時間を決めましょう。
始める前に「今日やること」を1つだけに絞るのもポイントです。
やることが明確になると、取りかかるハードルがグッと下がります。
終わったらカレンダーに印をつけるなど「できた!」が目に見える形にすると、
達成感が少しずつ積み上がっていきます。
低学年であれば、1日30分ほどを目安に、
「勉強って楽しい」と感じられる時間をつくりましょう。
STEP2:「復習→確認」で理解を固める
復習は「その日か翌日に5分だけ」で十分です。
宿題が終わった直後に、間違えた問題だけもう一度解き直すのが、
最も手軽で効果的なやり方といえます。
次に、教科書やノートを見ずに「なぜそうなるか」を一文で言わせてみましょう。
言葉にすることで、本当に理解できているかを確かめられます。
うまく言えない部分は解説を読み直し、同じ型の問題を1問だけ追加して再確認します。
STEP3:ヒントを出しながら「気づき」を与える
子どもに勉強を教えるとき、
ついつい「なんでわからないの?」
「さっき説明したでしょ」などと言っていませんか?
大切なのは、いきなり結論から説明するのではなく、
子どもが自分で気づくようにヒントを出していくことです。
例えば、国語で「このとき主人公はどう思ったか?」という問題が出たら、
問題文の中から主人公の気持ちが書かれているところを一緒に探してみます。
その中から「○○ちゃんだったら、こんなときどういう気持ちかな?」と、
まずは、答えではなくヒントを出してみましょう。
・「この数字は何を表しているかな?」
・「前に似た問題をやったことがあるね」
・「図にするとどうなるかな?」
・「本文のどこを見れば分かりそう?」
このように、子どもが一歩進める手がかりを渡します。
STEP4:「間違い直しノート」でつまずきを見える化する
間違いを放置すると、同じ場所で何度もつまずいて自信を失いやすくなります。
そこで「間違い直しノート」を1冊用意して、間違えた問題だけを短く残すことが効果的です。
間違いを「見える化」することで、自分の弱点が明確になり、
同じミスを繰り返さないための対策が立てやすくなります。
いきなり長時間やらせようとせず、まずは「小さな成功体験の反復」を作るのがコツです。
学年別:親の適切な関わり方
お子さんの成長段階によって、親のサポートの距離感を変えていくことが大切です。
[低学年(1・2年)] 習慣づくり中心(一緒に座る・時間を整える・褒める)
↓
[中学年(3・4年)] 問いかけ中心(「どこから始める?」「何が難しかった?」)
↓
[高学年(5・6年)] 環境調整中心(つまずきの確認・自立学習のサポート)
・低学年(1・2年生): 「机に向かう習慣」が最優先です。
親が隣に座り、問題の読み方を一緒に確認したり「できたね!」と認めたりする関わりがメインになります。
・中学年(3・4年生): 少しずつ自分で考えさせます。
「今日はどこからやる?」「どこで手が止まった?」と問いかけ、子ども自身に振り返らせましょう。
・高学年(5・6年生): 親が細かく教える段階から卒業し、
学習環境を整えたり、どうしても分からないポイントを一緒に見つけたりするバックアップに回ります。
これはNG!避けるべき対応
教え方に悩んだときほど、次の3つに注意してください。
- イライラしながら教える: 子どもは問題ではなく「親の顔色」を伺うようになり、思考が停止します。
- 一方的に解説し続ける: 親の長話は集中力が切れます。
一方的な説明ではなく「問いかけ」で対話しましょう。 - 「さっき教えたでしょ!」と責める: 一度で定着しないのは当たり前。
「最初に見るところはどこだったかな?」と、思い出すヒントを渡すのが正解です。
歩実塾から:「教える」より「考える力を育てる」
小学生の勉強サポートで最も大切なのは、
親が勉強を教える時間は、ずっと横について答えを教える時間ではなく、
子どもが自分で考える力を育てる時間だと考えることです。
親ができることは、正解を教えることよりプロセスを認める声がけです。
「できたね」
「ここまで進んだね」と伝えるだけで、
子どもは「次もやろう」という気持ちになるでしょう。
また、ご家族の方自身が勉強する際も、お子様の目の届く範囲で勉強するのがおすすめです。
子供は親のすることを真似をすることがあるので、
つられて勉強を始めることも多くなるでしょう。
焦らず、ゆっくり、根気強く
その姿勢こそが、勉強できない小学生を変える第一歩なのです。