なぜ答えが「ズレる」のか?よくある4つの原因
- 問われている「単位」や「状態」と違う形で答えている
- 例:問題は「分」で聞いているのに、「時間」で答えてしまった。
- 例:問題は「あまった数」を聞いているのに、「分けた人数」を答えてしまった。
- 問題文の条件・数値の読み飛ばし・読み違い
- 「A君とB君の合計」なのに「A君だけ」の数値を答えてしまった。
- 「〜より3多い」を「3倍」と読み違えて式を立ててしまった。
- 途中の四捨五入や計算の端数処理
- 途中の計算段階で勝手に端数を四捨五入してしまい、最後の答えがズレた。
- 問題文に指定された「答え方のルール」を見落としている
- 「小数第1位を四捨五入して整数で答えなさい」「単位をつけて答えなさい」などの指示を守れていない。
答えのズレをなくす!4つの解決チェックリスト
今日から文章題を解くときは、以下の4つの動作をルーティン(習慣)にしてみてください。
① 問題文の「一番最後(問い)」に波線を引く
問題を解き始める前に、まず最後の「何を・どんな単位で答えるべきか」に波線や丸をつけます。
- 例:波線 ➔ 「〜は何kgですか。」「〜のお兄さんの年齢を求めなさい。」
- 最後に答えを書く際、この波線を見直すだけで「聞かれているものと違う答えを書く」というミスがゼロになります。
② 条件(数字とキーワード)をセットでメモする
問題文に出てくる数値は、数字だけを見るのではなく「何を表す数字か」をセットで整理します。
- ✕ メモ:「500、3、1.2」
- ◯ メモ:「定価=500円」「個数=3個」「割増=1.2倍」
③ 計算途中で四捨五入(端数処理)をしない
「小数第1位を四捨五入しなさい」などの指定がある場合でも、四捨五入をするのは一番最後の「答え」の段階だけにしましょう。
- 途中の計算で丸めてしまうと、計算が進むにつれて誤差(ズレ)がどんどん大きくなってしまいます。途中の計算は分数や小数のまま正確に計算します。
④ 最後に「出た答え」を元の文章に当てはめてみる(検算)
答えが出たら、そのまま解答欄に書くのではなく、「この数字、現実的にあり得るかな?」と1秒だけ確かめます。
- 例:人の数を求めて「3.5人」になった ➔ 人数が小数になるのはおかしい!(立式か計算のミス)
- 例:お兄さんの年齢を求めて「3歳」になった(弟が10歳なのに) ➔ ズレている!
おすすめの解き直し方
もし答えがズレてしまった問題があったら、解説を見る前に「自分の式と、問題文の最後の質問(単位・主語)」を照らし合わせる練習をしてみてください。
「あ、自分は『時間』で出していたけど、問題は『分』で聞かれていたんだな」といった自分のミスの癖(パターン)が見えてくると、次回から自然とそこに注意が向くようになり、ズレは劇的に減っていきますよ!