「学校に行きたくない」と言われたとき。
― 焦らなくていい。まず、聞いてみよう ―
GW明けのこの時期、
「なんか行きたくない」と言い出す子が
毎年、一定数います。
そのとき、保護者の方はどうしていますか?
① 不登校は、35万人を超えた
文部科学省の最新調査(令和6年度)によると、
小・中学校の不登校の子どもが
約35万4千人。
12年連続で増加し、過去最多です。
そのうち、専門的な相談や支援を
受けていない子が約13万6千人いる。
数字を見て、どう感じますか?
「うちの子には関係ない」と思えますか?
私は25年間、たくさんの子どもを見てきました。
不登校になる子は、
特別な子でも、弱い子でもありません。
② 「行き渋り」のサインを見逃さない
不登校になる前に、必ずサインがあります。
朝、起きるのが遅くなった。
お腹が痛いと言う日が増えた。
学校の話をしなくなった。
そういう小さな変化が、
GW明けのこの時期に出やすい。
楽しい連休が終わって、
また日常に戻るギャップ。
それは大人だって感じることです。
子どもはもっと敏感です。
③ まず「聞く」だけでいい
「学校に行きなさい」と言いたくなる気持ち、
わかります。
でも——
子どもが「行きたくない」と言えたとき、
それは信頼のサインでもあります。
言えない子が、一番しんどい。
まずは、聞いてみてください。
「どうしたの?」ではなく、
「最近、しんどいことある?」
正解を出そうとしなくていい。
ただ聞く。
それだけで、子どもの気持ちは少し軽くなります。
最後に
一人で抱え込まないでください。
学校の先生でも、塾でも、
「ちょっと気になることがある」と
話してもらえれば一緒に考えます。
子どものことで悩むのは、
それだけ真剣に向き合っている証拠です。
どうか、一人で抱えないでほしい。