「選択」について全3回で送る。
第2回
「なぜ人は分かっていてもやらないのか」
― 行動できない心の正体 ―
「やった方がいいのは分かっているんです」
保護者の方からも、
子どもたちからも、
よく聞く言葉です。
勉強した方がいい。
早く寝た方がいい。
スマホは控えた方がいい。
分かっている。
でも、やらない。
なぜなのでしょうか。
それは、
人は
楽な方に流れる生き物
だからです。
勉強は、
すぐに結果が出るものではありません。
時間もかかるし、
時には大変なこともあります。
一方で、
スマホやゲームは
すぐに楽しい。
すぐに満足できる。
どちらを選ぶか。
それはとても自然な選択です。
もう一つは、
変わることへの不安
です。
今の自分を変えることは、
勇気がいります。
新しいことに挑戦するのは、
少し怖いものです。
だから人は、
分かっていても
動けないことがあります。
では、どうすればいいのか。
私は、
「小さく始めること」
が大切だと思います。
いきなり大きく変わろうとしなくていい。
10分だけやってみる。
1問だけ解いてみる。
その小さな一歩が、
「できた」という感覚を生みます。
その積み重ねが、
やがて大きな変化になります。
分かっていることを、
少しだけやってみる。
その一歩を
踏み出せるかどうかが、
大きな分かれ道なのかもしれません。