子どもが学校に行けなくなったとき、親も追い詰められている。
― 「不登校離職」という言葉を、知っていますか ―
子どもが学校に行けなくなったとき、
親はどれだけの荷物を抱えるのか。
想像したことがありますか?
① 「不登校離職」という現実
2026年4月、全国的な調査が始まりました。
テーマは「不登校離職」——
子どもが不登校になったことで、
保護者が仕事を辞めざるを得なくなる問題です。
調査が始まって3日で、
すでに200件を超える回答が集まった。
それだけ、声を上げたかった人が多かった。
子どもが不登校になると、
親は多くのことを一人で担います。
学校とのやりとり。
日中の見守り。
病院や支援機関への連絡。
きょうだいのフォロー。
仕事を続けながら、
それをこなすのは、簡単ではありません。
② 子どもも、親も、しんどい
私は長年、子どもたちを見てきました。
でも同時に、
保護者の方の顔も、ずっと見てきました。
「どうすればいいのかわからない」
「誰に相談すればいいのか」
「仕事も、家のことも、限界で」
そういう言葉を、何度も聞いてきました。
子どもがしんどいとき、
親もしんどい。
それは当たり前のことです。
でも、その「しんどさ」が
なかなか社会に見えてこなかった。
③ 「家庭の問題」にしなくていい
不登校は、家庭だけの問題ではありません。
地域の問題でもあります。
私が塾をやっているのも、
学力を上げるためだけではなく、
子どもたちの「居場所」を作りたいからです。
「学校に行けなくても、塾には来られる」
そういう子が、実際にいます。
「ここなら話せる」と言ってくれる子がいます。
塾ができることは、限られています。
でも、できることを続けたいと思っています。
最後に
もし今、しんどい思いをしている保護者の方がいたら、
一つだけ伝えさせてください。
「一人で抱えなくていい」。
完璧な答えがなくても、
誰かに話すだけで、少し楽になることがあります。
学校でも、塾でも、地域の相談窓口でも。
声を出すことを、怖がらないでほしい。