SNSの世界は、現実ではない
― 見えているものが、すべてではない ―
今の子どもたちは、
小さな頃から
SNSの世界に触れています。
スマホを開けば、
たくさんの写真や動画が流れてきます。
楽しそうな毎日。
おしゃれな食べ物。
キラキラした生活。
見ていると、
とても楽しそうに見えます。
しかし、
少し考えてみると
分かることがあります。
SNSに載っているのは、
その人の人生の
ほんの一部分
だということです。
人は誰でも、
見せたい部分だけを
見せています。
失敗した日。
落ち込んだ日。
うまくいかなかった日。
そんな日常は、
ほとんど載りません。
それでも子どもたちは、
それを見て思います。
「みんな楽しそうだな」
「自分はダメなのかな」
人は、
人と比べる生き物です。
昔は、
比べる相手は
近くにいる人だけでした。
学校の友達。
近所の友達。
でも今は違います。
スマホを開けば、
世界中の人と
比べることができます。
その中で、
知らないうちに
自信をなくしてしまう子もいます。
自分は普通なのに、
自分は頑張っているのに、
誰かと比べて
落ち込んでしまう。
でも、
本当は比べる必要はありません。
人生は
誰かと競争するものではなく、
それぞれの道を歩くもの
だからです。
早く進む人もいれば、
ゆっくり進む人もいる。
遠回りする人もいれば、
まっすぐ進む人もいる。
どれも
その人の人生です。
塾でも
いろいろな子どもたちを見ています。
すぐに結果が出る子。
時間がかかる子。
最初は苦手でも、
あとから大きく伸びる子もいます。
人の成長は、
比べられるものではありません。
SNSの世界は、
とても便利です。
情報も手に入ります。
しかし、
そこに映っているものが
すべてではない。
そんな視点も、
少し持っておくことが
大切なのかもしれません。
子どもたちには、
自分の歩幅で進んでほしい。
誰かと比べるのではなく、
昨日の自分より
少し前に進めばいい。
そんなことを思いながら、
今日も塾で
子どもたちと向き合っていきます。ます。