できない子なんていない─塾長自身の経験から伝えたい“努力の力”
こんにちは、歩実塾の塾長です。
少し私について書いてみたいと思います。
私は中学2年生まで、勉強をする意味も分からず、勉強が大の苦手でした。
授業中は、わからないなりに教科書を開いて集中して聞いていたのですが、
体格が大きかったせいか、先生には「教科書をどけなさい」と言われ、
マンガを見ていると勘違いされて叱られることもありました。
テスト前も「まあ、何とかなるだろう」と思っていました。
結果、成績はいつも下から数えた方が早い…。
ある面談で、先生から「このままでは高校に行けないぞ」と言われたとき、
ようやく現実を突きつけられた気がしました。
悔しさと不安でいっぱいになり、母にお願いして家庭教師をつけてもらいました。
そこから、毎日必死に勉強しました。
最初はまったくできませんでした。
けれど、わからないなりに続けていくうちに、少しずつ光が見え始めました。
気づけば、学年順位は岡山県の中でも半分以上に上がり、
倍率3倍以上の高校に合格することができました。
サッカーと勉強、どちらも“続ける力”
高校では、ほとんど休みのない、まさに“地獄のような”サッカーの練習に熱中しました。
勉強はテスト前だけの「短期集中型」
それでも、日々の積み重ねが大切だという感覚は、サッカーを通じて身につきました。
サッカーでは、うまくいかない時こそ自分を試すチャンスです。
練習をサボれば、結果が出ない。
それは勉強も同じです。
努力を続けることが、自信へとつながります。
大学は指定校推薦で進学しましたが、大学4年の春、バイク事故で左腕が動かなくなるという大きな出来事に見舞われました。
最初は絶望しかありませんでしたが、「できないことを考えるより、できることを増やそう」と気持ちを切り替えました。
その考え方が、今の私の生き方、そして塾での指導方針の基礎になっています。
勉強が苦手な子へ伝えたいこと
「やればできる」とは、簡単な言葉のようでいて、実はとても深い意味があります。
最初は誰だってできません。
でも、“続ける力”があれば、必ず変わります。
勉強が苦手な子は、やり方が分からないだけなんです。
コツコツ取り組む習慣と、自分を信じる気持ちを持てば、驚くほど成長します。
保護者の方へ伝えたいこと
お子さんの「今の姿」だけを見て判断しないでください。
子どもは、気づかないうちに少しずつ変わっていきます。
その変化を信じ、支え続けてあげることが、何よりの力になります。
「できない子なんていない」──本当にそう思います。
あきらめなければ、誰でも変われるのです。
歩実塾からのお知らせ
歩実塾では、成績を上げるための勉強法だけでなく、
「諦めない心」や「挑戦を続ける姿勢」を育てることを大切にしています。
子どもたちが自分の力を信じ、努力を楽しめるような環境を整えています。
勉強に悩んでいる方、やる気が出ないお子さんでも大丈夫です。
一歩を踏み出すサポートを、私たちが全力で行います。
体験授業・学習相談も随時受付中です。お気軽にご連絡ください。