
保護者も一緒に!スマホ・SNSの利用ルールを親子で話し合うコツ
スマホやSNSは、子どもにとって便利で楽しいツールですが、使い方次第では学習や生活習慣に悪影響を及ぼすことがあります。だからこそ、親子で「ルール」を一緒に決めることが大切です。ここでは、スムーズに話し合いができるコツを紹介します。
① まずは家庭でのルールを整理する
話し合う前に、保護者自身が「どこまで許容できるか」を整理しましょう。
- 1日の利用時間はどのくらいか
- 勉強中や食事中は使わないか
- 夜はスマホを使わないか
親が自分のルールを理解していると、子どもに伝えやすくなります。
② 「禁止」ではなく「目的」を共有する
ただ「使うな」と言うだけでは反発を招きやすいです。
- 「集中して勉強する時間を確保するため」
- 「睡眠の質を守るため」
- 「家族との時間を大切にするため」
といった目的を共有すると、子どもも納得しやすくなります。
③ ルールは親子で一緒に決める
子どもだけに押し付けず、親も守ることを前提に話し合いましょう。
- 利用時間やアプリの種類を一緒に決める
- 違反した場合のペナルティも話し合う
- 守れたら褒める・ご褒美を用意する
親子でルールを決めることで、守る意識が高まります。
④ 見える化する
- スマホのスクリーンタイムやアプリ利用時間を一緒に確認する
- 利用時間をカレンダーやチェックリストに記録する
「見える化」することで、自分の行動を客観的に把握でき、改善しやすくなります。
⑤ 定期的に振り返る
ルールを決めたら終わりではなく、1週間や1か月ごとに振り返りましょう。
- 守れたこと、守れなかったことを話し合う
- 必要に応じてルールを修正する
振り返りの習慣は、子どもの自己管理力を育てる効果もあります。
まとめ
スマホ・SNSの使い方は、子どもだけでなく親の関わり方も重要です。「禁止」ではなく「一緒に考える」姿勢でルールを作ることで、子どもは納得しながら適切な距離感を身につけることができます。親も一緒に守ることで、家庭全体の安心感と学習環境が整います。
歩実塾からのお知らせ
歩実塾では、スマホやSNSとの付き合い方についても保護者と一緒に考え、学習習慣と生活リズムを守るサポートを行っています。親子で安心して学習に取り組めるよう、具体的なアドバイスや実践方法もお伝えしています。