
これから毎月、私が子供たちの教育に携わってきた経験で、役に立つ情報を配信していきますので
ぜひ参考にしていただき、子供たちと一緒に保護者の方も成長していきましょう。
子供の気持ちを受け止めることが大切です
私は子供たちと接するとき、まずは気持ちを受け止めることを意識しています。
子供はまだ、自分の思いを言葉で上手に表現できないことが多いのです。
だからこそ、大人が「そう思ったんだね」「つらかったんだね」と共感してあげることが大切です。
心理学の研究でも、共感的な言葉が子供の安心感や信頼関係を深めると示されています。
小さな共感の積み重ねが、子供の自己肯定感を育てるのです。
失敗を否定せず、学びに変えていく
また、失敗を叱るのではなく「どうしたら次にうまくできるか」を一緒に考えることを大事にしています。
子供の挑戦を止めるのではなく、失敗を学びの機会として受け止める。
そうすることで、子供は安心してまた挑戦することができます。
教育学の分野でも、失敗を経験した子供ほど粘り強さ(グリット)が育つと言われています。
私たち大人が「失敗しても大丈夫だよ」と伝えるだけで、子供の挑戦心は大きく広がるのです。
一緒に楽しむ時間が学びを育てる
そして、私は「子供と同じ目線で一緒に楽しむ」ことを大切にしています。
遊びや会話の中で笑い合う時間は、実は学びの土台になります。
研究でも、親子が一緒に遊ぶ時間が多い子供ほど、社会性が高まることが分かっています。
「勉強しなさい」と言うよりも、親や先生が一緒に遊びや学びを共有することで、子供のやる気は自然に引き出されていくのです。
最後に
子供との接し方に特別な方法は必要ありません。
大切なのは「気持ちを受け止める」「失敗を学びにする」「一緒に楽しむ」という、シンプルだけれど力のある姿勢です。
これを日々の中で意識していくことが、子供たちの成長を大きく支えていくのだと、私は強く感じています。
✅ 保護者のためのチェックリスト(家庭でできる簡単実践法)
- ☐ 「今日どうだった?」ではなく「何が一番楽しかった?」と聞いてみましたか?
- ☐ 子供が失敗したとき、「次はどうする?」と一緒に考えましたか?
- ☐ 1日5分でも、子供と一緒に笑い合う時間を作れましたか?
- ☐ 「勉強しなさい」ではなく、一緒に楽しむ姿勢を見せられましたか?
- ☐ 子供の気持ちに「そう思ったんだね」と共感する声かけができましたか?
👉 1つでも「はい」が増えていけば、子供との関係も学びの姿勢もきっと前向きに変わっていくと思います。
歩実塾では、学力の向上のみでなく、スポーツや趣味、人間性にも影響を与えていく
このような関わり方を、保護者の方と一緒に成長していける塾を目指しています。
「今、この時、子どもとの大切な時間を歩実塾と歩んでいきませんか?」
歩実塾 倉敷北畝校
塾長:瀧 俊雄