続編:歴史に学ぶ言論統制と、SNS時代の情報判断力
現代の子どもたちは、インターネットやSNSで膨大な情報に触れています。
しかし情報は正確なものばかりではなく、偏った意見や誤った情報も多く含まれています。
この点を理解するために、まず 歴史の事例 に目を向けてみましょう。
歴史に学ぶ言論統制の事例
戦争や政権の不安定な時代には、国や権力者が国民の情報を管理し、
「都合の悪い意見」や「反対意見」を排除することがありました。
例えば:
- 第二次世界大戦中の日本やヨーロッパの一部地域では、新聞やラジオが政府の統制下に置かれ、情報が制限されていました。
- この時期、多くの人々は流れる情報をそのまま信じざるを得ず、批判的に考える余地が少なかったのです。
この歴史から学べることは、情報が制限されると「自分で考える力」が育ちにくくなる、ということです。
SNS時代に必要な判断力
現代では、政府による直接の言論統制だけでなく、SNSやネット上の情報の偏りが問題になります。
- 「いいね」やシェアの多い情報が注目されやすく、事実かどうかより拡散力が優先される
- 自分と同じ意見ばかりが目に入り、偏った情報ばかりを信じてしまう
こうした状況では、子ども自身が情報を正しく選ぶ力が重要です。
子どもに身につけてほしい力
保護者や教育者として意識したいポイントは次の通りです:
- 複数の情報源を比較する
- ニュース、書籍、専門家の意見など、さまざまな情報を見て判断する習慣
- 感情に流されず考える
- 怒りや不安など感情だけで判断せず、事実と意見を分けて考える
- 意見を言語化してみる
- 「自分はこう思う」と声に出して整理することで、理解が深まる
家庭でできるサポート
- 一緒にニュースや記事を読んで、「あなたはどう思う?」と問いかける
- 子どもが意見を述べたら否定せずに受け止める
- 事実と意見を分ける方法を一緒に練習する
このような日常のやり取りが、子どもの 自分で考える力 を育てます。
歩実塾からのお知らせ
歩実塾では、学力向上だけでなく、子どもたちが 自分の頭で考え、判断できる力 を育むことを重視しています。
授業や面談の中で、ニュースや社会の出来事を題材に、情報を整理して考えるトレーニングを行っています。
親子で一緒に情報を整理する習慣を持つことで、子どもは将来、偏った情報に流されず、社会で自立して判断できる力を身につけることができます。