好奇心が人生を豊かにする──子どもたちに伝えたい“好奇心の大切さ”
学生時代を振り返ると、はちゃめちゃな方でした。
気が短くて、すぐに喧嘩をしてしまうこともあったし、先生や親を困らせたことも多かったと思います。
今思えば、神様が「少し落ち着け」と言わんばかりに、片腕を奪い、痛みを与えてくれたのかもしれません。
その出来事がきっかけで、自分の生き方や考え方を見つめ直すようになりました。
子どもの頃は、とにかく外遊びが好き!
小学生のころの私は、外で体を動かすことが何より大好きでした。
サッカー、陸上、テニス、インラインスケート、バス釣り……とにかく毎日、外で遊んでいました。
サッカーでは岡山県ベスト11人に選ばれ、
陸上100mでも全国大会に出場させてもらったことがあります。
当時はただ楽しくて夢中だったけれど、今思うと「夢中になる力」が自分を成長させてくれたのだと思います。
その岡山県代表のサッカー仲間が、のちに「Jリーグ(川崎ヴェルディ)」に出場しているのをテレビで見たときは本当に驚きました。
同じグラウンドで汗を流していた仲間がプロとして活躍している姿に、
「人は努力と継続で、夢をつかめるんだ」と胸が熱くなりました。
大人になっても止まらない“ハマり癖”
社会人になってからも、私の“好奇心”は止まりませんでした。
ちょうどパソコンが普及し始めた時期で、
「これは面白そうだ!」と興味を持ち、気づけば自作PCにどっぷり。
パーツを組み立てたり、改造したり、修理したり──
夜中までパソコンをいじっては組み直す日々(笑)
それが楽しくて仕方なかったのです。
ゲーム用のハンドルを買ってレースゲームを楽しんだり、
シューティングゲームにハマったり、プリントTシャツを自作したりと、
常に“やってみたい!”という気持ちが自分を動かしていました。
スマホの改造や修理も自分で挑戦。
気づけば「何でもやってみるタイプ」になっていました。
実はけっこう“インドア派”
いろんなスポーツをやってきましたが、実は根っからのインドア派です(笑)
サッカーコーチをしていたから外に出ていただけで、
基本的には家の中で過ごすことが好きでした。
買い物もネットで済ませる派。
ファッションやスニーカーも大好きで、
お気に入りの靴を眺めてはニヤニヤしていました。
そして今は、“健康オタク”に
50歳を過ぎた頃、糖尿病を指摘されたことをきっかけに、
健康について真剣に学びました。
食生活を見直し、運動や睡眠にも気を使い、
その結果、病気を“寛解”させることができました。
この経験から、「体も心も努力で変えられる」ということを実感しました。
そして、子どもたちにも“生活習慣の大切さ”を伝えるようになりました。
子どもたちに伝えたい“好奇心の大切さ”
私は、どんな経験も「興味を持ってやってみたこと」から始まりました。
サッカーも、パソコンも、健康も──全部“好奇心”が出発点です。
人は誰でも、「やってみたい!」という気持ちを持っています。
でも、失敗を恐れてやめてしまうことが多い。
それではもったいないと思うのです。
たとえ失敗しても、経験は必ず自分の力になります。
「面白そう」「やってみたい」という心の声を大切にして、
小さな一歩を踏み出してほしい。
その積み重ねが、きっと将来の自分を大きく育ててくれます。
私自身がそうだったように──。
🌱まとめ
- 好奇心は、人生を動かすエネルギー。
- 夢中になることで、人は成長する。
- 失敗を恐れず、まずやってみる勇気を。
子どもたちには、ぜひ「やってみよう」という気持ちを持ち続けてほしい。
その心が、未来をきっと切り開いていくはずです。