便利な時代に失われたもの
― 手に入れたものと、失ったもの ―
今の時代は、
とても便利になりました。
スマホを開けば
世界中の情報を見ることができます。
道に迷っても
すぐに地図が出てきます。
分からないことがあれば
すぐに検索できます。
昔では考えられないほど
便利な時代です。
しかし、
便利なものを手に入れると、
同時に
失ってしまうものもあります。
例えば、
待つ時間
です。
昔は、
調べたいことがあれば
図書館に行ったり、
本を探したり、
少し時間がかかりました。
でもその時間の中で
人は
いろいろなことを
考えていました。
今は、
すぐに答えが出ます。
とても便利です。
でも、
考える時間は
少なくなってしまうこともあります。
もう一つは、
人との会話
です。
昔は、
分からないことがあれば
人に聞くことが
多くありました。
先生に聞く。
友達に聞く。
家族に聞く。
その中で、
会話が生まれ、
関係が深まっていきました。
今は、
スマホで調べれば
答えが出てきます。
便利ですが、
人と話す機会は
少し減っているのかもしれません。
そしてもう一つ、
静かな時間
です。
昔は、
何もしていない時間がありました。
ぼーっとする時間。
空を見上げる時間。
そんな時間の中で
人はいろいろなことを考えていました。
今は、
少し時間があれば
スマホを見てしまいます。
気がつけば、
静かに考える時間が
減っているのかもしれません。
便利な時代は
とても素晴らしいものです。
私たちの生活を
豊かにしてくれます。
でも、
便利さの中で
人として大切なものを
忘れてしまってはいけません。
考える時間。
人と話す時間。
静かな時間。
そんな時間の中で
人は成長していきます。
子どもたちにも、
便利な道具を使いながら、
自分で考える力を
大切にしてほしい。
そんなことを思いながら、
今日も塾で
子どもたちと向き合っています。