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スマホ利用と学力の関係|海外の事例と倉敷市の現状から学ぶ

はじめに

スマートフォンは子どもたちにとって身近な存在となり、学習にも生活にも欠かせないツールになっています。しかし一方で、「成績が下がる」「集中力が続かない」といった悪影響も指摘されています。海外ではこうした問題を受けて、学校でのスマホ使用を制限・禁止する動きも広がっています。


海外のスマホ利用に関する事例

イギリス

イギリス政府は、授業中のスマホ利用が成績低下や授業妨害につながると報告。多くの学校で 授業中のスマホ使用を全面禁止 しています。研究によれば、スマホ禁止を導入した学校では、特に学力が低い層の生徒の成績が改善したという結果が出ています。

フランス

フランスでは2018年から、 中学校までのスマホ持ち込み禁止 を法律で定めました。休み時間も含めて校内での利用を制限し、子どもたちが友達との対話や体を動かす活動に時間を使えるように工夫されています。

アメリカ

アメリカでは州や学区ごとに対応が異なりますが、カリフォルニア州やニューヨーク市などでは 授業中のスマホ使用を制限 する取り組みが行われています。SNS利用やゲームによる学習への悪影響を懸念して、保護者からも規制を求める声が増えています。

また、高収入の保護者が住む地域の学校では、授業中のPCの利用も禁止しているようです。

教育・成長の観点から見ても、昔のような、ノートと教科書を利用することが大切なようです。


倉敷市の学校における現状

倉敷市の中学校では、スマホの持ち込みを「原則禁止」としている学校も多い一方で、保護者からの要望や防犯面を考慮して 登下校中の利用は黙認 するケースもあります。ただし、校内での使用は基本的に制限されており、授業中や休み時間に使うことは認められていません。

一方で、自宅での利用については学校の指導が及びにくく、 夜遅くまで動画やSNSに没頭して成績が下がるケース が実際に見られます。これは保護者の管理の有無によって差が出やすい部分です。


保護者ができるサポート

  1. 利用時間をルール化する 夜は一定時間以降スマホを預かる、勉強中は別の部屋に置くなど、環境を整えることが効果的です。
  2. フィルタリングやアプリ管理を活用する 使用時間を制限するアプリを導入することで、子ども自身も使いすぎを意識できます。
  3. 家庭での会話を大切にする なぜスマホの使い方が大切なのかを話し合い、「ルールを守る意味」を理解させることが重要です。

まとめ

海外の事例からもわかるように、スマホ利用は子どもの学力や生活習慣に大きな影響を与えます。便利なツールである一方で、使い方を誤ると学習や健康にマイナスの効果をもたらすため、家庭と学校が協力して適切なルールを作ることが必要です。

歩実塾では、勉強の仕方だけでなく、スマホとの付き合い方や学習環境の整え方についても保護者の方と一緒に考えています。お子さまが安心して学習に取り組めるよう、ぜひご相談ください。

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