スマホは便利か、それとも毒か
― 子どもたちの時間は、どこへ消えていくのか ―
子どもの頃、
放課後になると外に出ました。
公園。
空き地。
学校のグラウンド。
日が暮れるまで遊び、
暗くなってから家に帰る。
そんな日々が、
当たり前でした。
今、子どもたちは
どこで遊んでいるのでしょうか。
多くの時間を
スマホの中で過ごしています。
ゲーム。
動画。
SNS。
小さな画面の中に
楽しいものが
いくらでも詰まっています。
便利な時代です。
知りたいことは
すぐに調べることができる。
世界中の情報が
手のひらの中にあります。
しかし、
塾で子どもたちを見ていると
少し気になることがあります。
集中が続かない。
少し勉強すると
スマホが気になる。
通知が鳴る。
動画が気になる。
ゲームが気になる。
人間の脳は、
強い刺激に引き寄せられます。
スマホは、
とても強い刺激を持っています。
だからといって、
スマホが悪いわけではありません。
便利な道具です。
大人にとっても、
生活に欠かせないものになっています。
問題は
使い方
なのだと思います。
道具というものは、
使い方で
良くも悪くもなります。
包丁もそうです。
料理を作る道具にもなるし、
危険な道具にもなります。
スマホも同じです。
子どもたちは
まだ成長の途中です。
自分をコントロールする力は、
これから育っていくものです。
だからこそ、
周りの大人の関わりが
とても大切になります。
便利な時代だからこそ、
不便な時間も必要です。
外で遊ぶ時間。
本を読む時間。
ぼーっとする時間。
何もない時間の中で、
子どもたちは
いろいろなことを考えます。
そして、
人はそんな時間の中で
少しずつ大きくなっていくのだと思います。
スマホのある時代。
それは
避けることのできない時代です。
だからこそ、
どう付き合っていくのか。
子どもたちと一緒に
考えていくことが
大切なのかもしれません。
今日も塾で、
そんなことを思いながら
子どもたちの姿を見ています。